タマチャン知恵袋 〜毎日の「おいしい」を作る、小さなコツ〜

Vol.2 本当においしい、かつおと昆布の一番出汁

和食には欠かせない存在である出汁。
余裕があるときは、水と昆布やかつお節、いりこなどで出汁をひいてみませんか?
ひと手間かけてひいた出汁には、うまみや栄養がたっぷり。
いつものお味噌汁もぐっと深い味わいなります。

【手順】
1)水1リットルに昆布10gを入れて10分ほど浸しておきます。時間があれば、30分以上おくと良いでしょう。
2)中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出して、強火にします。アクを取って火を止め、かつお節20gを入れます。
3)アクを取って1分半ほどおいたら、ボウルにキッチンペーパーを敷いたざるを重ねて漉します。少し水気を絞るように、ペーパーを軽く押さえます。

*少量をさっと取りたいときは、パック入りのかつお節と、コーヒーサーバー&ドリッパーを使う方法も。ペーパーフィルターをセットしたドリッパーにかつお節を入れ、あらかじめ5cm角ほどの昆布を入れたサーバーにセットして、ゆっくりとお湯を注ぎます。しばらくおき、昆布を取り除いて使います。





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味噌汁はもちろん、すまし汁や和え物、煮物などどんな料理にも使える万能出汁です。きめの細かいふきんで漉すと、すっきりとした味わいになります。
出汁を取ったあとの昆布は、細切りにして煮物に入れたり、つくだ煮に。かつお節は、みりんやしょうゆでしっかり味付けすると、お弁当にも便利なごはんのお供になりますよ。

レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈

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