タマチャン知恵袋 〜毎日の「おいしい」を作る、小さなコツ〜

Vol.5 新米のおいしい炊き方

甘くみずみずしい味わいが身上の新米ですが、炊き方をひと工夫するだけでさらにおいしくなります。
ポイントは、浸水の仕方。冷蔵庫でじっくりと浸水させてから必要最低限の水で炊くことでふっくら、しゃきっと炊き上がるのです。
少量のお酒を加えて炊くと、うまみとツヤがさらに引き立ちます。

【材料】
●白米(新米)3合(450g)
●酒 大さじ1
●水 540ml(研ぐ分を除く)

【手順】
1)新米3合をざるに入れ、水でさっと洗ってからボウルに入れ、やさしく均一に混ぜて研ぎます。20~30回研いだら水を注ぎ、手早くすすぎます。この作業を2〜3回繰り返します。
2)1をボウルに入れてたっぷりの水を加え、ラップをかけて冷蔵庫で1間ほど浸水させます。
3)炊く前にざるに上げ、15分ほどおいて水をしっかり切ります。
4)3を炊飯器に入れ、540mlの水(濾過したものなど、おいしい水)と酒を加えてすぐに炊飯します。水の量は好みで調整を。
5)炊き上がったらしゃもじを十字に入れて4等分し、釜底からすくうように全体をほぐします。5分ほど蒸らして余分な水分を飛ばし、味を安定させます。





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みずみずしい新米のおいしさを存分に味わえるごはんは、塩むすびやたまごかけごはんなど、シンプルな食べ方で楽しむのもおすすめです。

レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈

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