タマチャン知恵袋 〜毎日の「おいしい」を作る、小さなコツ〜

Vol.7 玄米のおいしい炊き方

食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、食べ応えある食感や香ばしさも楽しめるのが玄米の魅力。
でも、上手に炊けなくて敬遠しがち…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ふっくらもちもちの玄米に炊き上がる研ぎ方と浸水のコツをお教えします。塩を入れるのも大事なポイント。あくを除いて玄米の皮を柔らかくしてくれます。
水加減は玄米の重量の1.6〜1.7倍が目安です。

【材料】
●玄米 3合(450g)
●塩 3つまみ
●水 750ml(研ぐ分を除く)

【手順】
1)玄米3合をざるに入れ、水でさっと洗って表面の汚れを取り除きます。
2)ざるをボウルに重ね、玄米をこすりつけるようにガシガシと研ぎます。玄米の表面に傷を付けて、水分を吸収しやすくします。20〜30回研いだら水を注いですすぎ、これを水が濁らなくなるまで繰り返します。
3)研いだ玄米をボウルに入れてたっぷりの水を加え、ラップをかけて冷蔵庫でひと晩浸水させます。
4)炊く前に3をざるに上げ、15分ほどおきます。炊飯釜に移して水(濾過したものなど、おいしい水)750mlを加え、塩を加えて、白米と同じモードで炊飯します。水の量は好みで調整を。
5)炊き上がったらしゃもじを十字に入れて4等分し、釜底からすくうように全体をほぐします。10分ほど蒸らして余分な水分を飛ばし、味を安定させます。





***





ふくよかな香りの玄米は、それだけで立派なごちそう。ぬか漬けやお味噌汁と一緒に、シンプルに味わってみてください。

レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈

タマチャンショップ(食品と健康商品のお店)オンラインストア