タマチャン知恵袋 〜毎日の「おいしい」を作る、小さなコツ〜

Vol.8 古米をおいしくする、秘密の炊き方

新米に比べて水分量が少なく、味わいが落ちるとされる古米ですが、もち米を少し入れて炊くだけで別物のおいしさに。
もち米がない場合は米1合につき大さじ1/2弱のサラダ油を入れて炊くのもおすすめです。
古米を炊くときの水加減は、1合(180ml)に対し1.3倍の水(230〜240ml)が目安。もち米を加える場合は、40〜50mlの水をプラスします。

【材料】
●古米 3合(450g)
●もち米 45g(古米の10%)
●水730ml(研ぐ分を除く)

【手順】
1)古米ともち米をあわせてに入れ、水でさっと洗います。
2)ざるをボウルに重ね、米同士をすり合わせるように手の付け根でギュッと押しながら研ぎます。20〜30回研いだら水を注いで手早くすすぎ、これを水が濁らなくなるまで繰り返します。
3)研いだ米にたっぷりの水を加えてラップをかけ、冷蔵庫で30分~1時間浸水させます。
4)3をざるに上げ、15分ほどおきます。炊飯釜に4と水(濾過したものなど、おいしい水)730mlを入れてすぐに炊飯します。水の量は好みで調整を。
5)炊き上がったらしゃもじを十字に入れて4等分し、釜底からすくうように全体をほぐします。5分ほど蒸らして余分な水分を飛ばし、味を安定させます。





***





もち米の力で、もっちりとおいしそうに炊けました。どんなおかずとも好相性で、冷めてもおいしいのでお弁当にぴったり。チャーハンにするのもおすすめです。

レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈

タマチャンショップ(食品と健康商品のお店)オンラインストア