一穀一会プロジェクト
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一穀一会プロジェクトって?

何気なく食べている「雑穀」ですが、実はどの種類も栄養たっぷりで、味も食感も個性的。
農家さんが丹精を込めてつくる雑穀米を、もっと知ってもらいたい!ということでスタートしたプロジェクトです。

食物繊維たっぷりのもちぷち雑穀。
裸麦の歴史

麦の歴史は古く、大麦は世界最古の栽培植物の一つで、一万年前から西アジアから中央アジアにかけて栽培され、日本へは小麦よりも早く1800年ほど前に中国から伝わりました。
国産の麦価格の低迷や食生活が変化したことにより、麦類を裏作として二毛作を行っている農家が全国で激減してしまいました。

裸麦の栄養

一穀一会プロジェクトの第十五回は、「裸麦」をご紹介!
はだか麦は玄米に比べ、糖質、カルシウムを多く含み、最も主要な成分である食物繊維は白米の10倍以上になります。裸麦に豊富に含まれる食物繊維は、「β-グルカン」と呼ばれる水溶性繊維。

生産者さんに聞きました!

農業は食べ物の供給源であると同時に、日本人たる心の根幹に深く関わっている生業だと思います。ご先祖さまが守り育てたその環境を受け継ぎ、次世代に渡したい。そんな気持ちが我々を動かしているのだと感じます。

春先、稲作の田んぼにレンゲソウが咲いている光景や、夏、畑一面の菜の花に心躍らせた方も多いのではないでしょうか。麦もそのような役目を担っています。人々の目を楽しませ且つ地域の観光資源にもなり得る"景観植物"としてひと役買っている作物を大切に育てています。

ご飯と混ぜて麦ご飯として食べられる他には、はだか麦粉として、主に製菓材料、麺類の材料として1割〜2割置き換えて使用されています。他には麦みそや麦焼酎、麦茶の原料にもなっていることがありますよ。

生産者さんオススメの食べ方・レシピ

白米1合に対して裸麦50g使用し、白米と一緒にしっかり洗う。水の量は裸麦の2倍量をプラスで入れて、いつも通り炊くだけ!ふっくらぷちぷちの裸麦ご飯の出来上がり!

炊いた裸麦をサラダにトッピング。ヘルシーでありながらも、食感も栄養もプラスされて、ギルトフリーでサラダを楽しめますよ。

コロッケの中身に裸麦を?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが相性抜群。サクサクの衣ともちもち食感の裸麦をしっかりと味わえます。