一穀一会プロジェクト
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一穀一会プロジェクトって?

何気なく食べている「雑穀」ですが、実はどの種類も栄養たっぷりで、味も食感も個性的。
農家さんが丹精を込めてつくる雑穀米を、もっと知ってもらいたい!ということでスタートしたプロジェクトです。

冷えにも耐える力強さ、ミネラルがバランスよく含まれる雑穀。
ひえの歴史

ひえは、縄文時代に中国から伝来した説や日本起源説があります。名前は「冷え」に耐えることに由来しているとも言われるほど寒さに強いため、寒冷地や高地でも栽培でき、救荒作物としても利用されてきました。また、湿潤地にも適応できることから、花巻地方では水田で栽培されています。

ひえの栄養

一穀一会プロジェクトの第十二回は、「ひえ」をご紹介!水溶性ビタミンのひとつであるパントテン酸が豊富であるほか、白米と比較し、食物繊維は約8倍、ビタミンEは約13倍、鉄は2倍、他にも亜鉛やカリウム、マグネシウム、ビタミンB群などが豊富に含まれています。

生産者さんに聞きました!

岩手県はひえの生産における国内有数の産地であり、花巻市もその大部分の生産量を占めております。生産から流通等、総合的な雑穀振興を図るため、JA・生産者・関係機関が一体となり生産拡大と安定的な原料需給体制を目指しております。

うるちひえの栽培は、雑草の防除対策が最も大変ですが、うねとうねの間を掘り起こす中耕作業を数回にわたり行うなど、栽培農家の方々の地道な努力によって防いでいます。クリーミーでクセのない味わい、食物アレルギーとなりにくいといった特徴があります。生産者が丹精こめて作り上げたうるちひえを食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

基本的にはそのままの状態で販売されております。粉末加工したものを雑穀パンの材料として使われることもありますよ。クセがないので、どんなお料理にも取り入れやすいことが魅力です。

生産者さんオススメの食べ方・レシピ

目が細かい茶こしなどを使いよく洗い、白米1合に対し大さじ1杯を入れ、ひえと同量の水を追加して炊くだけ!ぷちぷち食感のひえごはんの完成です。

トマトやきゅうり、豆腐を切ったら、炊いたひえを混ぜ込み、ドレッシングをかけて完成!きくらげを入れても美味しいですよ。ぷちぷちとした食感がアクセントになります。

炊いたひえを、パスタの具材と一緒に混ぜ込むだけ。豊富なミネラルをプラスすることができます。食欲がない時は野菜をたっぷり入れていただきましょう。