何気なく食べている「雑穀」ですが、実はどの種類も栄養たっぷりで、味も食感も個性的。
農家さんが丹精を込めてつくる雑穀米を、もっと知ってもらいたい!ということでスタートしたプロジェクトです。
もちきびは、東アジアから中央アジアにかけての大陸性気候の温帯地域が原産地と考えられています。日本へは、アワ・ヒエ・イネなどよりも遅く渡来したと考えられています。日本では、古くから親しまれており、童話『桃太郎』の作中に登場するキビダンゴは有名です。また、北海道に導入されたのは、明治時代になってからです。
一穀一会プロジェクトの第九回は、「もちきび」をご紹介!もちもちとした食感のもちきびは、白米に比べカリウムや鉄、亜鉛などのミネラルや、タンパク質、食物繊維を豊富に含みます。 実の黄色い色素はポリフェノールで、エイジングケアをしたい方にぴったりですよ。
水捌けのいい土壌条件を兼ね備えており、過剰な水分を嫌うもちきび栽培には適していましたが、25年程前に安価で品質が安定している中国産の輸入量が増えてきたため、突然もちきびの突然売れ行きが悪くなりました。仕方なく他品目を栽培しようとしましたが、どうしても安心・安全で品質的にも粘りが強く、黄色味が濃いもちきびの栽培を続けてほしいとのご要望が小売店様や雑穀加工メーカー様よりありました。ご要望の聞き取り・意見交換などを行ってさらに美味しいもちきびが提供できるようにして行きたいと考えております。
安心・安全なもちきびをお届けできるように、極力農薬を使用しないように栽培しております。より品質の良いもちきび(濃い黄色味・異種穀粒混入なし等)をご提供できるように、農作業(除草・収穫)は適期に行います。
ここ近年天候不順が続いておりますが、収穫のタイミングを工夫(葉刈り)することにより、安定した収穫量を確保できております。
実をそのまま炊いて粥にしたり、粉にしてダンゴにして食します。きび餅は、日本各地で年末・年始に食す風習があります。米飯よりも甘みと少しのほろ苦さが加わります。柔らかく炊き上げれば、和え物やドレッシングがわりに使用できます。
白米1合に対し大さじ1杯分(約12g)を茶漉しなどの目が細かいものを使い洗い、あとは白米と混ぜて炊くだけ!もちぷちっとした食感が楽しめる絶品ご飯のできあがりです。
もちきびを白玉粉と混ぜて団子にし、お鍋に野菜とを入れだし汁で煮込みます。野菜が柔らかくなってきたらもちきび団子を入れ、火が通ったら完成!
炊いたもちきびを茹でて潰したじゃがいもに混ぜ、さらにコンビーフ・小口切りにした青ネギを混ぜ形を整えます。両面にハケで醤油を塗り焼いたら完成!海苔を巻いても美味しいですよ。
200g
648円(税込)
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