一穀一会プロジェクト
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一穀一会プロジェクトって?

何気なく食べている「雑穀」ですが、実はどの種類も栄養たっぷりで、味も食感も個性的。
農家さんが丹精を込めてつくる雑穀米を、もっと知ってもらいたい!ということでスタートしたプロジェクトです。

もちもちとした食感が特徴の、食物繊維が豊富な穀物
もち麦の歴史

紀元前3000年頃には西南アジアで栽培されていたそう。弘法大師(空海)が「唐から麦の種を持ち帰った」という伝説が残る瀬戸内海沿岸地域では、古くからもち麦が盛んに栽培されていました。同じ大麦のうるち麦と違い、モチモチとした食感でプチプチと歯ごたえが良いのが特徴。11月中旬〜12月中旬に播種を行い、5月に収穫をします。

もち麦の栄養

一穀一会プロジェクトの第三回は、「もち麦」をご紹介!もち麦は白米の約20倍もの食物繊維量で、不溶性と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれております。
タンパク質も白米の約2倍、ビタミンEは白米の約3倍と、たくさんの栄養が豊富に含まれている雑穀なんです!

生産者さんに聞きました!

いくつかの種類のもち麦を栽培し、実際にそれぞれ食べてみましたが、その中でも現在栽培している「ダイシモチ」が、味・風味が一番良いと感じました。また、弊社の精麦方法はより一層もちもちぷちぷちの食感が楽しめるので、ぜひ味わっていただきたいです。

麦は安定した収量を維持することが難しく、10年栽培を続けていますが、現在ではかなり安定した生産量が確保できています。
また、JGAP*を取得し、播種から袋詰めまで一貫して行うことで徹底した品質管理が可能になり、より良いもち麦をお客様に届けています。
安定した品質(色)で収穫するためにも、適期を逃さず刈り取っています。*食の安全だけでなく労働安全や環境保全など生産工程における全般について適切な農業者に付与する認証

もち麦は、もちもちとした食感が特徴ですが、加工することでパリッとした食感のせんべいやサクッとした食感のポン菓子などにもなるんですよ。もちもちの食感を活かし、パン生地や麺、団子にも活用されていたり、麦味噌の原料としても使われているんです!あなたの身近な場所にも、もち麦の加工品が販売されているかもしれませんよ♪

生産者さんオススメの食べ方・レシピ

白米2合と通常通りの水に、もち麦100gともち麦分の水200ml(もち麦の重さの2倍)を入れて炊飯します。水洗いの必要もなく、炊飯も「白米モード」で大丈夫です。

その1のもち麦ご飯にカレーのルーをトッピングするだけ。オススメはキーマカレー!ルーを引き立てながら、もちもちの食感がアクセントに!

もち麦100gと水を200mlを炊飯器に入れ炊飯している間に、ベーコンとミックスベジタブルを炒め、そこにトマト缶とお水、コンソメを入れて沸騰させます。塩胡椒で味を整えたらもち麦をほぐし入れて完成!