一穀一会プロジェクト
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一穀一会プロジェクトって?

何気なく食べている「雑穀」ですが、実はどの種類も栄養たっぷりで、味も食感も個性的。
農家さんが丹精を込めてつくる雑穀米を、もっと知ってもらいたい!ということでスタートしたプロジェクトです。

世界最古の穀物のひとつ、食物繊維豊富な雑穀。
大麦の歴史

大麦は、およそ1万年ほど前から西アジアから中央アジアで栽培されていたと言われています。日本へは1800年前に伝わったと考えられ、奈良時代には日本各地で広く栽培されていました。徳川家康が「麦ご飯」を好んで食べていたという話もあり、江戸時代に75歳まで長生きをした秘訣のひとつに「麦ご飯」をあげられています。

大麦の栄養

一穀一会プロジェクトの第十一回は、「大麦」をご紹介!大麦には穀物の中でも群を抜くほど食物繊維を豊富に含んでいます。その量はなんと精白米の約19倍!他の食材ではとることが難しい水溶性食物繊維が特に豊富です。他にもビタミンB1やカルシウムなど、生きていく上で必要不可欠な栄養も豊富に含まれています。

生産者さんに聞きました!

大麦は古代から存在する穀物です。毎日のスッキリサポートをはじめ、ダイエットサポートや毎日の健康を支えてくれる働きなど、さまざまは効果が期待できます。お米と混ぜることで毎日続けられるので、プチプチ食感を楽しみながら美味しく健康な生活を送ってもらいたいという想いがあります。

各県・JAの栽培暦を基に各農家が栽培を管理しています。栽培暦には、播種や農薬散布、肥料施肥の時期や量が明記されています。気候と大麦の生長をみながら、必要以上の農薬は使用しないように心掛けています。

飲みものだと、ビール・ウイスキー・麦焼酎・麦茶などに加工されています。家庭でもよく見かけるものが多いのではないでしょうか?食品ですと、精麦(麦ごはん)・麦味噌・水飴・大麦粉(麦こがし、パン、麺、焼菓子)として加工されています。他にも家畜用飼料や、撒き餌としても使われているんですよ。

生産者さんオススメの食べ方・レシピ

お米を研ぎ、いつも通り水加減します。お米1合につき大麦40gと水80mlを加えて、炊飯するだけ!もっちりプチプチ・食物繊維たっぷりの大麦ご飯のできあがり。

お米の代わりに大麦をつかったリゾットはいかがでしょうか?大麦はお米より水分を吸うので、いつもより多めに水分をプラスしましょう。腹持ちのいいリゾットに仕上がりますよ。

150℃に予熱しておいたオーブンで15分間加熱し、完全に冷ましてオリーブオイルを混ぜ、さらに15分加熱したら完成!お好みでドライフルーツを混ぜても美味しくできますよ。