2021.06.04

ヘアケア担当者、直伝。
うねり・広がりを防ぐ、梅雨のヘアケア術

今年は全国的に早い梅雨入りでしたね。
ジメジメの湿気は、ヘアセットの大敵。忙しい朝に一生懸命スタイリングしたのに、すぐにうねうね、ぼんわりと髪が広がり、台無しになった経験はありませんか？

今回は、そんな悩める梅雨の髪を救うべく、当店のヘアケア商品の開発担当者監修のもと、この時期の効果的なヘアケアについて特集します。梅雨でもサラサラの美しい髪を目指して、ぜひチェックしてくださいね。

梅雨の髪がうねって広がる原因は?

梅雨は髪がまとまらない！　これは髪の毛のモイスチャーバランス、つまり水分のバランスが乱れることにより起こる現象です。よく「潤いのある髪」が美しいと言われますが、実は髪の水分量は多すぎても好ましくありません。

蒸し暑い梅雨の時期は汗をかいたり大気中の水分を吸ったりすることで髪の毛が水分過多になりやすく、本来のクセが強く出て、うねりや広がりといったトラブルが多発します。

クセ毛は生まれつきのものだけでなく、強い紫外線やエアコン（乾燥）、ヘアカラー、パーマ等によって髪や頭皮にダメージを受けたり、加齢によって健康的な髪をつくる力が衰えたりして、後天的に発生することがあります。

特にダメージヘアの場合、髪を守る役割の「キューティクル」が損傷しているため髪内部の水分や栄養が流出しています。内部がスカスカ・パサパサの無防備な状態なので余計な水分がどんどん入り込み、「過剰な水分の出入り」が起きて、ますますクセが出やすくなるのです。

梅雨のヘアトラブルを解決するには、そんなダメージヘアを保護すること、そしてクセのない健康的な髪を育てること。

ここからは、タマチャンショップのヘアケアアイテムも活用しながら、具体的なケア法をご紹介しましょう。

キューティクル・ケアの基本！
お風呂上がりには、髪をしっかり乾かそう。

梅雨の時期の「過剰な水分の出入り」を防ぐためには、キューティクルの損傷を防ぎ、整えてあげるのが大切。たんぱく質から作られているキューティクルは湿った状態だと柔らかく損傷しやすいため、お風呂上がりのケアは特に気を配ってください。

「濡れた髪をタオルでゴシゴシこすってはいけない」というのは有名ですが、自然乾燥や半乾きの方が髪にいいと思って、ドライヤーをしっかりかけないのも実はNG！
半乾きではキューティクルが開いたままになって髪内部の水分や栄養が流出しやすく、とても無防備な状態のためダメージリスクが高まります。湿った状態が長く続くと、地肌にも雑菌が増えるのでよくありません。

まずタオルで髪をやさしく包むようにして余計な水分をオフしたら、短時間のドライヤーで根元からしっかり乾かします。蒸し暑い時期はドライヤーの時間がつらいですが、温風と冷風を交互に切り替えながら行うと、暑さや汗を回避できるだけでなく、熱による髪ダメージを軽減して、うねりにくいサラサラ髪に仕上げることができます。

しっかり根元から乾いたら、仕上げは冷風をあててキューティクルを引き締めましょう。

ヘアオイルで、髪のモイスチャーバランスをキープ！

ドライヤーの前後には、ヘアオイルやトリートメント（洗い流さないタイプ）を髪になじませます。特にこの時期はヘアオイルがおすすめ。

ドライヤー前につけると過剰な水分蒸発を防ぎつつ、熱ダメージから髪を守ってくれますし、ドライヤー後や朝のスタイリング剤としてつけると、油分が髪の表面をコーティングして梅雨の時期の「過剰な水分の出入り」を防いでくれます。髪のモイスチャーバランスを守るため、ぜひ活用してくださいね。

当店のヘアオイル「髪サラダ」には、使用感のしっとりした「うるツヤ（ハーブ100）」とサラサラ感が自慢の「さらツヤ」の2タイプがありますが、お好みによってどちらを選んでもOK。

髪のボリュームが気になる方や、いま流行りの濡れ髪風のスタイリングがお好きな方なら「うるツヤ（ハーブ100）」を。もう少し軽い使用感がお好みなら、「さらツヤ」がいいでしょう。「さらツヤ」はどんなにつけすぎてもベタつくことがないので、ジットリしやすい梅雨の時期は特におすすめです。

ヘアオイルをつけるときは、まずオイルを手のひらや指先、指の間にまでよく伸ばします。髪を下から持ち上げるようにしながら、内側からパサつきやすい毛先に向かってなじませましょう。ムラなくつけることができて、まとまりがよくなりますよ。


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食品屋さんのヘアオイル「髪サラダ」

健康な髪を育てる、
スキャルプケアもお忘れなく。

アウトバスケアやスタイリング剤で髪を保護するのと並行して、クセのない健康な髪を育てるために「頭皮ケア」も大切です。毎日正しくシャンプーして、頭皮を清潔に保ち、すこやかにしていきましょう。

ちゃんとやってるつもりでも、意外と地肌までしっかり洗えていないとか、すすぎ不足で汚れが残ったままになっているという方は少なくありません。「髪を洗う」というより「地肌を洗う」つもりで、しっかり指の腹を使ってもみ洗いします。

泡をたっぷり使って、ていねいに行うのがポイント。シャンプーのあとは洗い残しのないように、たっぷりのお湯ですすいでくださいね。

特に梅雨の時期は汗で蒸れやすく、頭皮環境が悪化しやすいもの。ニオイやベタつきが気になるときは、スキャルプケア専用アイテムも積極的に取り入れてください。

タマチャンショップの「Kusakiスキャルプシャンプー」は、頭皮の刺激となる成分をできる限り排除しながら、植物由来の洗浄成分によって、汚れ落としと地肌のケアを同時に叶えます。
植物由来成分による爽やかな香りは、蒸し暑い季節にもぴったり！

ECOCERT認証のオーガニック原料を11種類も配合し、生分解率は99.9%以上というスペックなので、自然環境が気になる方にも安心してお使いいただけますよ。

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頭皮ケア「Kusaki スキャルプシャンプー」

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今回は当店のおすすめアイテムもご紹介しながら、梅雨のヘアケア術について特集しました。

梅雨の髪のうねりやボサつき、なんとなく自覚はしていても、詳しい原因までは意外と知らないことも多かったのでは？
原因がわかれば、対策もばっちり。少しの工夫で1日キレイな髪をキープできるなら、やらない理由はありません！　ぜひ明日から、お試しくださいね。