Nama kurumi

生くるみのおすすめの食べ方とは?種類の違いから保存方法までご紹介

最近、健康を意識される方々の間で「生くるみ」が話題になっているのをご存じでしょうか。

加熱処理を行わない生くるみは、従来のローストされたものとは異なり、熱に弱い栄養素をそのまま取り入れられるのが特徴です。
美容と健康を大切にする方にとって、魅力的な食材ですよね。

しかし「生で食べても大丈夫なの?」「どのくらいの量を食べればいいの?」と、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、生くるみの基本知識から栄養価・安全な食べ方・保存方法まで、管理栄養士監修のもと、わかりやすく紹介していきます。

健康的な食生活を心がけたい方や美容を意識されている方・毎日の食事に新しい栄養素を取り入れたい方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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生くるみとは

置かれた生くるみ

生くるみには、私たちの健康をサポートしてくれる魅力がたくさん詰まっています。
ここでは、生くるみがどのような食材なのか、そしてどんな特徴があるのかを紹介します。

そもそも「生くるみ」とはどのようなもの?

生くるみとは、殻から取り出した後に加熱処理(ロースト)をしていない、自然な状態のものです。

くるみは縄文時代から日本で食べられてきた歴史のある食材で、本来は生の状態で食べられていました。
海外でもくるみはローストせずに食べるのが一般的で、特に健康志向の高い国々では、栄養価を損なわない生の状態での摂取が好まれています。

生くるみは見た目が白っぽく、触るとやわらかい質感が特徴です。
ローストしたくるみのような香ばしさはありませんが、本来の自然な甘みと、しっとりとした食感を楽しむことができます。

日本で販売されている生くるみの特徴とは?

日本で流通している生くるみの多くは、アメリカのカリフォルニア州産が中心となっています。
なかでもチャンドラー種という品種が主流で、肉厚で渋みが少なく、マイルドな味わいが魅力です。

国産の生くるみでは、長野県産の「信濃くるみ」や東北地方で栽培されるものが有名です。
海外産と比べてやや小ぶりですが、濃厚な風味と自然な甘みを堪能できます。

また市販の生くるみは、剥き身の状態でパッケージされたものが一般的です。
無添加・無塩のものから、オーガニック認証を取得したものまで、さまざまな選択肢があるので、お好みに合わせて選んでいただけます。

生くるみとロースト・素焼きくるみの違いとは?

生くるみとローストくるみ、そして素焼きくるみの違いは、加熱処理の有無や方法による食感と栄養価の差にあります。

食感の違い

生くるみはしっとりとやわらかく、噛むとねっとりとした質感があります。
一方、ローストくるみはカリッと軽い食感で、香ばしい風味が楽しめるのが特徴です。
素焼きくるみは、油を使わずに加熱処理したもので、ローストくるみよりもあっさりとした仕上がりで、自然な香ばしさを楽しめます。

栄養価の違い

生くるみは、熱に弱いオメガ3脂肪酸やビタミン類がそのまま保たれています。
特にα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸の一種)は熱によって酸化しやすいため、生の状態で摂取することで、効率よく栄養を取り入れられると言われています。

ローストくるみや素焼きくるみは、どちらも加熱処理により一部の熱に弱い栄養素は減少しますが、ポリフェノール含有量が増加し、抗酸化成分が高まるというメリットもあります。
また、ローストくるみは油分が加わることでカロリーがやや高くなりがちですが、素焼きくるみは油を使用しないため、よりヘルシーな選択肢といえるでしょう。

生くるみの種類とは?

殻つきの生くるみ

生くるみは、産地や栽培方法によって、味わいや特徴が大きく変わってきます。
ここでは、どのような種類があるのか、そしてそれぞれの魅力について詳しくお話ししていきます。

産地別の生くるみの違い

生くるみの味や特徴は、産地によって大きく異なります。
それぞれの産地の特徴を知ることで、お好みに合った生くるみを見つけやすくなります。

カリフォルニア産

カリフォルニア産のくるみは、世界シェアの約7割を占める主要産地で、チャンドラー種を中心とした大粒で肉厚な品種が特徴です。
渋みが少なくマイルドな味わいで、初めて生くるみを召し上がる方にもぴったりです。

また品質管理が徹底されており、安定した品質で手に入りやすいのも魅力の一つです。
クセが少なく食べやすいため、料理やお菓子作りにも使いやすい万能タイプといえるでしょう。

国産くるみ

国産くるみでは、長野県の「信濃くるみ」が有名です。
欧米系と日本在来種の交配種で、海外産と比べてやや小ぶりですが、濃厚な風味とほんのりとした自然な甘みを楽しめます。

トレーサビリティが明確で安心感があり、日本の気候風土で育まれた独特の味わいが魅力です。
国産ならではの安心感を求める方におすすめです。

チリ産・オーストラリア産

最近では、チリ産やオーストラリア産の生くるみも手に入るようになり、それぞれ独特の風味を持っています。
チリ産のくるみはしっかりとした食感が特徴で、オーストラリア産は上品な味わいを楽しめます。

殻付きとむき実の違い

殻付きくるみは、鮮度を長く保てるのが魅力です。
殻が天然の保護膜となるため、適切に保存すれば数ヶ月間新鮮な状態を維持できます。
自分で殻を割る楽しみもあり、より新鮮な状態のくるみを味わえます。

一方、むき実の生くるみは手軽さが嬉しいポイントです。
すぐに食べられる状態のため、料理やお菓子作りにも使いやすく、忙しい方にもぴったりの選択肢です。
ただし、空気に触れる面積が大きいため、適切に保存することが大切です。

どちらも一長一短がありますので、ライフスタイルやお好みに合わせて選んでいただければと思います。

オーガニック・無添加の生くるみとは

オーガニック生くるみは、有機栽培で育てられたくるみを使用したもので、農薬や化学肥料を使用せずに栽培されています。
有機JAS認証やオーガニック認証を取得した商品は、厳格な基準をクリアしているため、安心してお召し上がりいただけます。

無添加の生くるみは、保存料や着色料・香料などの添加物を一切使用していないものです。
自然な状態のくるみの味をそのまま楽しむことができ、健康を意識される方に特に人気です。

価格は一般的な生くるみと比べて少し高めですが、安全性と品質を重視される方には最適な選択といえます。

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生くるみはそのまま食べることができる

皿に入った生くるみ

「生くるみって本当に生で食べても大丈夫なの?」と、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、安全な食べ方や注意点について詳しくお話ししていきます。

生くるみはそのまま食べてもいい?

適切に処理・保存された生くるみであれば、そのままの状態でも安全にお召し上がりいただけます。
また、より安心してお召し上がりいただくためには、浸水処理(ソーク)を行うのもおすすめです。
2〜6時間程度水に浸すことで、くるみに含まれる酵素抑制物質を取り除くことができ、消化吸収がよくなります。

浸水処理を行うと、水が薄い黄色や茶色に変化しますが、これは正常な反応なので安心してください。

生くるみを食べる際の注意点

生くるみを召し上がる際に最も大切なのは、適切な量を守ることです。

1日の目安は7〜8粒(約28〜30g)とされています。
これは手のひらに軽く一握り分程度の量で、この分量であれば、生くるみに含まれるオメガ3脂肪酸やビタミンEを効率よく摂取でき、健康維持のサポートにつながります。

また食事バランスガイドでは、菓子・嗜好品の摂取目安は1日あたり約200kcalとされています。
生くるみ7〜8粒のカロリーもほぼ同程度ですので、間食として取り入れる際には、この基準を目安にすると安心です。

ただし、食べ過ぎると脂質が多いために消化不良を起こしたり、お腹がゆるくなったりすることがあります。
またカロリーが積み重なりやすいため、体重管理を意識している方は注意しましょう。

ナッツアレルギーをお持ちの方は、まずは少量から試し、体調に変化がないか確認しながら徐々に量を増やすことをおすすめします。

生くるみに含まれる栄養素と効果

袋に入った生くるみ

生くるみがなぜ健康食品として注目されているのか、その秘密は豊富な栄養素にあります。
ここでは、生くるみに含まれる栄養素とその特徴について、わかりやすく紹介していきます。

生くるみとローストくるみが持つ栄養素の違い

生くるみとローストくるみの栄養素の違いは、主に熱に敏感な栄養素の保持率にあります。

生くるみは、熱に弱いオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富に含まれているのが特徴です。
また、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミンも、生くるみのほうが多く残存しています。

一方、ローストくるみは、加熱によりポリフェノール含有量が増加し、抗酸化成分が高まると言われています。
またローストすることで、咀嚼しやすくなり、消化もスムーズになると言われています。

オメガ3脂肪酸による生活習慣病予防効果

生くるみに含まれるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)は、ナッツ類の中でも群を抜いて豊富に含まれています。

日本人の食事摂取基準によると、オメガ3脂肪酸には、血中中性脂肪値の低下や不整脈の発生防止・血管内皮細胞の機能改善・血栓生成防止作用など、いろいろな生理作用があると示されています。
この作用により、生活習慣病の予防が期待できるため、毎日の健康維持を意識する方にとって心強い栄養成分といえるでしょう。

タンパク質が筋肉づくりをサポート

生くるみは、100gあたり約14.6gの良質なタンパク質が含まれています。
このタンパク質は必須アミノ酸をバランス良く含んでおり、筋肉づくりを意識する方の栄養補給にぴったりです。

また植物性タンパク質のため、動物性タンパク質と比べて消化しやすく、体への負担も軽いのが特徴です。

ポリフェノールによる抗酸化作用

生くるみには、赤ワインを上回るポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは活性酸素の除去により、細胞の老化を防ぐと言われており、美容を意識する方にも選ばれています。

ビタミン(B群・E・葉酸)による健康維持効果

生くるみには、ビタミンB群・ビタミンE・葉酸などがバランス良く含まれています。

ビタミンB群は、エネルギー代謝に関わるため、疲労回復作用があると言われています。
またビタミンEは、強力な抗酸化成分を持ち、細胞膜を活性酸素から守る役割が期待できます。

葉酸は、DNA合成や細胞分裂に大切な役割を果たします。
特に、妊娠中の女性や成長期のお子様には、積極的に取り入れていただきたい栄養素です。

ミネラル(マグネシウム・亜鉛・鉄・カリウムなど)による免疫機能サポート効果

生くるみには、健康維持を意識する方に大切なミネラルが豊富に含まれています。

マグネシウムは、免疫細胞の働きを調整し、炎症反応のバランスを保つ役割があります。
さらに、筋肉や神経の正常な機能維持にも不可欠です。
亜鉛は、白血球の産生や働きをサポートし、体内の防御機能を高める作用があると言われています。

また鉄分は、酸素の運搬に重要な役割を果たし、貧血を気にする方の栄養補給に適しています。
特に女性には不足しがちなため、積極的に摂取することが大切です。
カリウムは、ナトリウムの排出を促進し、血圧の調整に重要な役割を果たします。

このように生くるみに含まれるミネラルは、単に栄養補給としてだけでなく、免疫機能をサポートする役割も期待できます。

α-リノレン酸による巡りの改善

α-リノレン酸は、生くるみに含まれるオメガ3脂肪酸の主成分で、血液循環を意識する方に特に注目されています。

血液の粘度を下げ、血管の柔軟性を高めることで、全身の血流改善をサポートしてくれます。この作用により、冷え性やむくみを気にする方の食生活に取り入れられています。

食物繊維による整腸作用

生くるみには、多くの不溶性食物繊維が含まれています。

不溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えてくれます。また便のかさを増やし、腸の蠕動運動を促進することで、便秘を気にする方の食生活に重宝されています。

生くるみの賞味期限と保存方法は?

ビンに入った生くるみ

美味しい生くるみを長く楽しむためには、適切な保存方法を理解することが大切です。
生くるみは脂質が多く酸化しやすい特徴があるため、保存環境や方法に少し気を配ることで、新鮮な状態を保つことができます。

生くるみの賞味期限は未開封で半年程度

未開封の生くるみの賞味期限は、適切に保存すれば約半年程度です。
ただし、これは製造日からの期間なので、購入時期によって異なります。
商品パッケージに記載されている賞味期限を必ず確認して、それを目安に召し上がってください。

また油っぽい匂いがしたり苦味を感じたりする場合、くるみが酸化している可能性があるため、そのような場合は召し上がるのを控えた方が良いでしょう。

常温保存は避ける

生くるみの保存において、常温保存は避けることをおすすめします。
常温では酸化が急速に進み、栄養価の低下や味の劣化が起こってしまいます。

特に夏場の高温多湿な環境では、カビの発生リスクも高まります。
購入後は速やかに冷蔵庫に移して、適切な温度で保存していただければと思います。

開封後は乾燥させないよう密封する

開封後の生くるみは、空気に触れることで乾燥や酸化が急速に進むため、密封保存が大切です。
また乾燥剤を一緒に入れたり、小分けにしたりすることで、乾燥や酸化をより防げます。

冷蔵保存と冷凍保存のコツ

冷蔵保存の場合は、温度0〜5℃の環境で保存し、開封後は1〜2ヶ月以内に召し上がるのが理想的です。

一方、冷凍保存の場合は6ヶ月〜1年程度保存できます。
冷凍した生くるみは、解凍後にそのまま召し上がることができますが、食感がやや変わる場合があります。
そのため、くるみだけで食べるよりも、料理やお菓子作りに向いている保管方法です。

生くるみの食べ方とおすすめレシピ

生くるみのアレンジレシピ

生くるみはそのまま食べるのはもちろん、さまざまな料理やお菓子に取り入れることで、楽しみ方の幅がぐっと広がります。
ここでは、生くるみをよりおいしく・楽しく召し上がるためのアイデアを紹介していきます。

そのままおやつ代わりに

生くるみの最もシンプルで栄養価を活かせる食べ方は、そのままおやつとして摂ることです。
1日の目安である7〜8粒を、午前中の間食や仕事の合間に食べることで、集中力の維持と栄養補給を同時に行えます。

殻付きくるみであれば新鮮さが長持ちするため、食べる分だけそのつど割って食べるのがおすすめです。

基本的な割り方

①くるみ割り器、または厚めのタオルとハンマーを用意する
②くるみを2時間程度水に浸し、殻をやわらかくする
③フライパンで乾煎りし、殻にひび割れを作る
④縫い目に沿ってくるみ割り器で割る
⑤爪楊枝や細いスプーンで丁寧に取り出す

食感を楽しめるサラダやヨーグルトにトッピングする

生くるみのやわらかい食感は、サラダやヨーグルトのトッピングとしてぴったりです。

例えば、グリーンサラダに砕いた生くるみをトッピングするだけで、食感にアクセントが生まれ、栄養価もぐっとアップします。
またプレーンヨーグルトに砕いた生くるみとはちみつを加えると、自然な甘みと食感が楽しめる栄養満点のデザートになります。

パンやお菓子に入れる

生くるみは、パンの具材として練り込んだり、お菓子作りの材料として活用したりもできます。
加熱しても栄養価の一部は残るため、パンやお菓子に活用することで、美味しさと健康価値の両方を得られるでしょう。

くるみだれで濃厚な風味を楽しむ

くるみだれは、生くるみを使った伝統的な日本の調味料です。

茹でたほうれん草やいんげん・里芋などの野菜料理や、冷奴にかけても美味しくいただけます。
生くるみの自然な甘みと風味が、料理の味わいを一層引き立ててくれます。

生くるみを選ぶときのポイントは?

生くるみを買う

市場にはさまざまな生くるみが販売されているため、どれを選んだら良いか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、生くるみを選ぶ際のポイントについてわかりやすく紹介します。

安全性重視なら産地の確認をする

生くるみを購入する際、安全性を重視するなら産地の確認が大切です。

例えば、カリフォルニア産は世界最大の生産地で品質管理が徹底されているため、安定した品質の生くるみを手に入れることができます。
国産の長野県や東北地方で栽培されるものは、トレーサビリティが明確で安心してお召し上がりいただけるのが魅力です。

オーストラリア産は厳格な品質基準をクリアした高品質なものが多く、チリ産は南半球で収穫されるため、春先でも新鮮な生くるみを楽しめるのが特徴です。

剥き身は加工日もチェックする

生くるみは殻から取り出された瞬間から酸化が始まるため、できるだけ新しい商品を選ぶことがポイントです。
商品パッケージに記載されている製造年月日や加工年月日を確認して、できるだけ最近のものを選択してみてください。

コスパ重視なら大容量パックをえらぶ

ご家族で召し上がる場合や、料理やお菓子づくりに使用される予定がある場合は、大容量パックが経済的です。
ただし、開封後の品質管理が難しくなるため、保存方法を工夫する必要があります。

初めての方は小分けタイプからがおすすめ

生くるみを初めて購入される方は、小分けタイプから始めてみると良いでしょう。

小分けタイプにすると、味の好みを実際に確認できるため、お気に入りの産地や品種を見つけやすいです。
また無駄なく消費でき、持ち運びにも便利なのも嬉しいポイントです。

まとめ

生くるみは、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)をはじめ、ビタミンE・ポリフェノール・良質なタンパク質・食物繊維などがバランス良く含まれています。
生のまま摂取することで、熱に弱い栄養素を損なうことなく体に取り入れられるのが、大きな魅力です。
また生活習慣病の予防や筋力づくり・抗酸化作用などにの効果が期待できるため、健康を意識している方にも向いています。

安全に楽しむためには、1日7〜8粒(約28〜30g)を目安にするのがおすすめです。
そのままおやつとして食べるのはもちろん、サラダやヨーグルトのトッピング・パンやお菓子の材料として活用することで、より楽しみの幅が広がります。

保存する際は、常温を避け、密封できる袋に保管することで品質を長期間維持できます。
購入時は、産地や加工日を確認したうえで選ぶのがおすすめです。
生くるみを初めて購入する場合は、小分けタイプを選ぶと、より自分の好みにあったものを選べるでしょう。

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