栄養豊富でヘルシーで、美と健康の強い味方、「スーパーフード」。
でも、味や使い方が今ひとつわからなくて、手が出しづらい面もあるのではないでしょうか?
そこで、日常で取り入れやすいスーパーフードを4種ご紹介。普段の食事としても使いやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださね。
■栄養素の宝庫「チアシード」
有名セレブが愛用したことでも話題になった「チアシード」。おしゃれなスムージーに入っているイメージがありますよね。
あのゴマのような実は、シソ科の「チア」という植物の種子。オメガ3脂肪酸・ミネラル・ビタミンなど、美と健康に嬉しい栄養いっぱいのスーパーフードです。何より食物繊維が豊富なので、ダイエット食材として人気ですね。
水分を含むとプルプルと透明なゼリーの膜が出て膨らみますが、このゼリーこそ、水溶性の食物繊維が豊富な証拠。味は特になく、少量入れるだけで腹持ちが良くなるので、ヨーグルトやスムージーに混ぜる食べ方が手軽でオススメです。
プチプチ食感が料理のアクセントになるので、ドレッシングやソースに使うアイディアも。ソース類なら、チアシード自体のとろみも活用できますね。
混ぜるだけで簡単に楽しめるチアシード。はじめてのスーパーフードとして、一度試してみませんか?
■21世紀の主要食「キヌア」
続いては、プチプチ食感が美味しい「キヌア」のご紹介です。
キヌアは南米由来のヒユ科の雑穀。白米に比べ、タンパク質・ビタミンB・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいて、その栄養価の高さは、NASAも“21世紀の主要食”と一目置いているほどです。
しかし日本ではまだまだ馴染みのない食材。はじめての方は、和え物と一緒に混ぜて使ってみてはいかがでしょう。
クセも少なく淡白な味わいのキヌアは、白出汁や醤油といった和の調味料と相性抜群です。炊いたキヌアとお好みの野菜を合わせ、軽く味付けするだけで、プチプチした食感が美味しい“キヌアの和え物”ができあがり! よく噛んで食べると、キヌアのほのかな甘みを感じられます。さらに簡単に楽しむなら、ごはんと一緒に炊き込んで、雑穀米のように使ってみるのも良いですよ。
キヌアはどんな味にも馴染みやすいので、スーパーフードをより身近に感じられるはず。ぜひ気軽に食卓に取り入れてみてくださいね。
■栄養豊富な穀物「アマランサス」。
食物繊維・ミネラル・タンパク質などの栄養がたっぷりな「アマランサス」。その栄養価の高さはなんと、NASAの折り紙つきです。スーパーフード「キヌア」と形も食感も似ていますが、アマランサスの方が粒は小さく、ミネラルが豊富なのが特徴です。
おすすめ料理は「アマランサス」を入れた、お粥。お米とアマランサスを一緒に炊き、水(出汁でも可)を加えてお鍋でぐつぐつ煮込むだけなので、とっても簡単です。栄養豊富なのでエネルギーチャージしたい時はもちろん、朝ごはんにもぴったりですよ。
プチプチとした食感は、まるでタラコのよう。アマランサス自体の味はほとんど感じないので、食材や料理の味わいを邪魔しません。
お粥にせず、いつもの白米や雑穀米に混ぜ込んだり、ドレッシングやサラダに合わせたりするのも良いですよ。スーパーフード「アマランサス」をぜひ使いこなしてみてくださいね。
■女性に嬉しい成分たっぷり「フラックスシード」
最後に紹介するのは「フラックスシード」。女性に嬉しい成分がたっぷり詰まったスーパーフードです。日本名の亜麻仁(アマニ)のほうが聞き馴染みがあるかもしれません。美容・健康に良いとされる亜麻仁油は、この「フラックスシード(亜麻仁の種)」を元に抽出されているんですよ。
「フラックスシード」の嬉しい特徴は、女性特有の体のバランスを整えてくれるリグナンや、ダイエットサポートに良いα-リノレン酸を多く含んでいること。他にも食物繊維、タンパク質などの栄養成分が豊富です!
食感はゴマのようで、水分を含むと若干とろみが出る性質があります。α-リノレン酸が熱に弱いため、火を使った料理には不向き。手作りドレッシングに混ぜたり、和え物に使ったり、料理のトッピングとして活用するのがおすすめです。ぜひお試しください。
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今回は、初心者でも使いやすいスーパーフードを4種類ご紹介しました。意外と簡単に取り入れられそうなものが多かったのではないでしょうか?
ご紹介した料理以外にもさまざまな楽しみ方ができるので、いろんな料理にスーパーフードを加えて、アレンジしてみてくださいね。