Makadamianattsu eiyo

マカダミアナッツの栄養とは?健康効果とその魅力、おすすめの食べ方を紹介

ナッツの王様とも呼ばれるマカダミアナッツは、濃厚な風味とクリーミーな食感で世界中で愛されています。
ハワイ土産のチョコレートとしても有名ですが、実はこのナッツには美容と健康に嬉しい栄養がぎっしりと詰まっているのをご存じでしょうか。

他のナッツと比べても特徴的な栄養成分を持ち、良質な脂質や豊富なミネラルが生活習慣病予防や美肌づくりに効果的だと注目されています。

この記事では、マカダミアナッツに含まれる栄養素とその健康効果、そして毎日の生活に取り入れやすいおすすめの食べ方までを詳しく解説します。

マカダミアナッツとは?

殻を割ったマカダミアナッツ

マカダミアナッツは、ヤマモガシ科のマカダミアの木に生る実です。

ハワイ土産というイメージが強いですが、原産地はオーストラリア東海岸です。
オーストラリアの先住民アボリジニが儀式や貿易に使用していたという長い歴史があり、19世紀から本格的な栽培がスタートしました。

その後、ハワイでも広大な大自然を生かして多く生産されるようになり、現在では世界中で愛されるナッツとなっています。

マカダミアナッツの最大の特徴は、世界一固いとも言われる殻に覆われていることです。
3層構造になった茶色い殻を専用の殻割機で割ると、栄養をたっぷり含んだ乳白色の種子部分が現れます。
私たちが普段食べているのは、この殻を割って取り出した種子部分です。

濃厚でクリーミーな味わいと、サクサクとした独特の食感が人気の理由となっています。

他のナッツとの違い

マカダミアナッツは、他のナッツ類と比較していくつかの特徴的な違いがあります。
以下の表で、アーモンド・くるみ・カシューナッツとの栄養成分を比較してみましょう。

ナッツの種類(100gあたり)カロリー脂質食物繊維カリウム
マカダミアナッツ(炒り/味付け)751kcal76.7g6.2g300mg
アーモンド(炒り/無塩)608kcal54.1g11.0g740mg
くるみ(炒り)713kcal68.8g7.5g540mg
カシューナッツ(フライ/味付け)591kcal47.6g6.7g590mg

表からわかるように、マカダミアナッツは他のナッツと比べて脂質が多く、カロリーも高めです。
脂質のうち約8割が不飽和脂肪酸という、健康に良い脂質で構成されているのが特徴です。

また、マカダミアナッツにはパルミトレイン酸という他のナッツにはほとんど含まれない特別な成分が豊富に含まれています。
この成分は、美肌効果や血管の健康維持に役立つとされています。

さらに、食感の面でも違いがあります。
噛んだときにサクッと音が鳴るような独特の食感が、マカダミアナッツならではの魅力です。

ただし、マカダミアナッツは1粒が他のナッツと比べて大きいため、同じ個数を食べるとカロリーの摂取量が多くなる点には注意が必要です。

マカダミアナッツに含まれる主な栄養素と効果

殻なしのマカダミアナッツ

マカダミアナッツには、健康や美容に役立つことが期待できるさまざまな栄養素が豊富に含まれています。
ここでは、特に注目すべき栄養成分とその効果について詳しく解説します。

良質な脂質による生活習慣病予防効果

マカダミアナッツは、全体の約76.7%が脂質で構成されています。

脂質と聞くと「太りそう」というイメージがありますが、マカダミアナッツに含まれる脂質の約8割は不飽和脂肪酸という健康に良い脂質です。
不飽和脂肪酸とは植物や魚に含まれる脂質で、動物性の飽和脂肪酸とは異なる特性を持ちます。
オリーブオイルにも多く含まれる成分として知られており、マカダミアナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、体に優しい脂質として世界中で愛されています。

実際、マカダミアは不飽和脂肪の含有量が高い食べ物の一つです。
これらの良質な脂質は、体内でエネルギー源として活用されるだけでなく、血管を健康に保つ働きが期待できます。
血液循環を改善し、心臓病や脳卒中などの生活習慣病の予防効果も期待できるでしょう。

ただし、不飽和脂肪酸であっても摂りすぎると肥満につながる可能性があるため、適量を守ることが大切です。

オレイン酸による効果で悪玉コレステロール対策

マカダミアナッツに含まれる脂質の中でも、特に豊富なのがオレイン酸です。
オレイン酸は一価不飽和脂肪酸の一種で、オリーブオイルにも多く含まれる代表的な健康成分です。

オレイン酸の最大の特徴は、LDL(悪玉)コレステロールを減らすサポート効果があることです。
悪玉コレステロールが増えすぎると、血管壁に蓄積して動脈硬化の原因となりますが、オレイン酸はこれを抑制してくれます。
一方で、HDL(善玉)コレステロールは維持する働きがあるため、脂質異常症の改善にも効果が期待できます。

また、オレイン酸には過酸化脂質が作られにくいという性質もあります。
過酸化脂質は、がんなどの原因ともされる物質です。
オレイン酸を摂ることで、体内の酸化を防ぎ、アンチエイジング効果も期待できます。
さらに、オレイン酸には腸の働きを活発にする作用もあり、便秘予防にも役立つでしょう。

パルミトレイン酸で中性脂肪低下や血管強化をサポート

マカダミアナッツの最大の特徴は、パルミトレイン酸が豊富に含まれていることです。
パルミトレイン酸もオレイン酸と同じ一価不飽和脂肪酸の一種ですが、他のナッツにはほとんど含まれていない、マカダミアナッツ特有の成分です。

パルミトレイン酸には、インスリン感受性を高める作用があることが研究で示されています。
インスリンの働きが促進されることで、血糖値のコントロールがしやすくなり、糖尿病の予防に効果が期待できます。

また、パルミトレイン酸は血管に直接作用して、血管を強化する働きがあります。
血管壁を丈夫にすることで、動脈硬化や高血圧・脳卒中などの予防にもつながるでしょう。
オレイン酸とともに悪玉コレステロールの増加を抑制する効果もあり、血液循環の健康を総合的にサポートします。

さらに、パルミトレイン酸は中性脂肪を低下させる作用も報告されています。
中性脂肪が増えすぎるとメタボリックシンドロームや心臓病のリスクが高まりますが、パルミトレイン酸を適度に摂取することでこれらの予防が期待できます。

食物繊維で便通や腸内環境の改善

マカダミアナッツには、不溶性食物繊維が100g中6.2g含まれています。
この量は、食物繊維が豊富なイメージのあるごぼう(100gあたり5.7g)よりも多い数値です。

不溶性食物繊維は、体内の水分を吸収して便のカサを増やす働きがあります。
便のカサが増えると腸が刺激されるため、腸の運動が活発になり、スムーズな排便へとつながります。
便秘に悩んでいる方にとっても、マカダミアナッツは心強い味方となるでしょう。

また、便秘によって腸内に悪玉菌が発生すると、老廃物がたまり、それが全身に流れて肌荒れにもつながります。
マカダミアナッツの食物繊維で腸内環境を整えることは、美肌づくりにも役立つのです。

さらに、食物繊維には脂質や糖・ナトリウムなどを吸着して、体外に排出する働きもあります。
この作用により、高血圧や糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病予防にも効果が期待できます。
食物繊維は日本人に不足しがちな栄養素とも言われているため、間食としてマカダミアナッツを取り入れることで、効率よく摂取できるでしょう。

鉄分による貧血予防効果

マカダミアナッツには、鉄分が豊富に含まれています。
30gあたり1.1mg、100gあたりでは3.7mgの鉄分が摂取でき、1日に必要な鉄分の約9%を補うことができます。

鉄分は、血液中のヘモグロビンを構成する重要なミネラルです。
ヘモグロビンは、酸素を全身に運ぶ役割を担っています。
そのため鉄分が不足すると、ヘモグロビンが十分に作られず、鉄欠乏性貧血を引き起こす可能性があります。

貧血の症状としては、疲れやすい・頭痛・だるさ・爪が薄く割れやすいことなどが挙げられます。
特に女性は月経による出血で鉄分が失われやすいため、積極的な鉄分摂取が推奨されています。

またマカダミアナッツに含まれる銅も、ヘモグロビンの生成に関わる重要なミネラルです。
鉄分と銅を一度に摂れることで、より効果的な貧血予防が期待できるでしょう。

カルシウムで骨の健康を支える

マカダミアナッツには、カルシウムも含まれています。
30gあたり25.5mg、100gあたりでは85mgのカルシウムが摂取でき、1日に必要な量の約5%を補えます。

カルシウムは、骨や歯を形成する主要な成分です。
体内のカルシウムの約99%は骨と歯に蓄えられており、残りの1%は血液中や筋肉中に存在して、さまざまな生理機能に関わっています。
このカルシウムが不足すると、骨粗しょう症のリスクが高まります。
特に更年期以降の女性は、女性ホルモンの減少によって骨密度が低下しやすいため、十分なカルシウム摂取が重要です。

また、マカダミアナッツに含まれるマグネシウムも、カルシウムとともに骨の健康維持に重要な役割を果たします。
マグネシウムの約6割は骨に吸着して存在しており、カルシウムとのバランスが骨の健康には欠かせません。

銅・亜鉛・マンガンで体内酵素の働きを助ける

マカダミアナッツには、銅・亜鉛・マンガンといった微量ミネラルも含まれています。
これらのミネラルは、体内で必要とされる量はわずかですが、健康維持に欠かせない重要な栄養素です。

まず、銅は30gあたり0.23mg含まれており、1日に必要な量の約8%を摂取できます。
銅はヘモグロビンの生成にも関わり、鉄分とともに貧血予防効果が期待できます。
また、エネルギー代謝や免疫細胞の代謝にも関わり、免疫機能を向上させて健康を維持する働きもあります。
さらに、銅には抗酸化作用もあるため、肌や髪の健康状態向上にも役立つでしょう。

マンガンは30gあたり1.2mg含まれており、1日に必要な量の約25%を摂取できます。
体内の約300種類以上の酵素へ働きかける補酵素として、骨の健康維持や通常代謝のために重要な微量元素です。

亜鉛も同様に、多くの酵素の構成成分として、タンパク質の合成や免疫機能の維持に関わっています。

これらのミネラルが体内酵素の働きを助けることで、代謝が円滑に進み、健康な体を維持できるのです。

ビタミンEの抗酸化作用で美肌づくりをサポート

マカダミアナッツには、ビタミンEが含まれています。
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、強力な抗酸化作用が特徴です。
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する働きのことです。

活性酸素は、紫外線やストレス・喫煙などによって体内で過剰に発生すると、細胞を傷つけて老化や病気の原因となってしまいます。

ビタミンEは、この活性酸素から細胞や組織を守る役割を果たします。
血管の酸化を抑制して動脈硬化を防いだり、血行を促進させ冷え性の改善をサポートしたりする効果が期待できます。

美容面では、ビタミンEの抗酸化作用が肌の老化を防ぎ、シミやシワの予防に効果を発揮します。
細胞膜を保護することで、肌のバリア機能を高め、ハリとツヤのある若々しい肌を保つサポートをしてくれます。

さらに、マカダミアナッツに含まれるビタミンB群も、エネルギー代謝を助ける重要な栄養素です。
特にビタミンB1は、30gあたり1日に必要な量の約33%も摂取できるため、食べ物からエネルギーを吸収し、心臓と神経系が正常に機能するために重要です。

マカダミアナッツのおすすめの食べ方

マカダミアナッツ入りのクッキー

マカダミアナッツの栄養を効果的に摂取するには、適切な食べ方を知っておくことも大切です。
ここでは、1日の摂取量から具体的な食べ方まで、詳しく紹介します。

1日の摂取量は?

マカダミアナッツは栄養価が高い一方で、カロリーや脂質も高めです。
そのため、食べすぎには注意が必要です。

1日の推奨摂取量は約30g(およそ15粒程度)とされ、間食として食べる場合は、7~10粒程度(約150kcal)が適量です。
30gであれば、おやつの目安である200kcal程度に抑えられます。
1粒あたりのカロリーは約14~15kcalほどのため、粒の個体差も考慮しながら調整すると良いでしょう。

また、ゆっくりよく噛んで食べることも大切です。
噛むことで満腹中枢が刺激され、数粒程度でも満足感を得やすいでしょう。
毎日適量を継続して食べることが、健康への近道です。

そのまま食べる

マカダミアナッツの最もシンプルで効果的な食べ方は、そのまま食べることです。

素焼きマカダミアナッツは、油も塩も使わずに焙煎されており、マカダミアナッツの自然な甘さや香りを存分に味わえます。
加熱せずそのまま食べることで、栄養素を効率よく摂取できる点も魅力です。

美容や健康を目的とする場合は、無塩・無油の素焼きタイプがおすすめです。
いつもの甘いお菓子をマカダミアナッツに置き換えることで、糖質をカットしながら栄養を摂ることができます。

また、朝食にもおすすめです。
朝にマカダミアナッツを数粒食べることで、良質な脂質とタンパク質を摂取でき、エネルギーが持続します。
忙しい朝でも手軽に栄養補給ができる点が便利です。

ひと手間加えて料理やスイーツにアレンジする

マカダミアナッツは、ひと手間加えることで料理やスイーツにも活用できます。
アレンジすることで飽きずに毎日の生活に取り入れやすくなります。

砕いたりローストしてサラダやヨーグルトにトッピング

ローストしたマカダミアナッツを砕いて、サラダやヨーグルトにトッピングする食べ方は、手軽でおすすめです。
サラダに加えることで食感がプラスされ、満腹感も得やすくなります。
さらにヨーグルトと合わせれば、朝食としても栄養バランスの良い一品になります。

また、刻んだマカダミアナッツを炒め物に加えると、香ばしさと食感がアクセントになります。
鶏肉やエビなどと一緒に炒めれば、満足感のあるメインディッシュの完成です。

パウンドケーキに混ぜ込んだりペーストにしてパンケーキのソースにする

マカダミアナッツは、お菓子作りにも最適です。
刻んだマカダミアナッツをパウンドケーキやクッキーの生地に混ぜ込むと、ほろっとした食感と芳醇な風味が楽しめます。
またチョコレートとの相性も抜群で、濃厚な味わいのお菓子が作れます。

マカダミアナッツをペーストにする方法もおすすめです。
フードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌すれば、マカダミアナッツバターとなり、お菓子や料理に活用しやすくなります。
砂糖やはちみつをくわえてトーストに塗ったり、パンケーキやワッフルのソースとしても使ったりすることもできます。
甘みを加えずに作れば、健康的なスプレッドとしても活用できます。

また、マカダミアナッツとアボカドを合わせたディップもおすすめです。
マカダミアナッツを細かく砕き、アボカドとレモン汁・オリーブオイル・塩こしょうを混ぜるだけで、簡単にできます。
野菜スティックにつけて食べれば、野菜もたくさん摂れる健康的な一品になります。

マカダミアナッツを食べる最適なタイミングは?

マカダミアナッツの栄養を効果的に活用するには、食べるタイミングも重要です。
カロリーがやや高めなので、午後のおやつの時間に食べるのが最も適しています。

具体的には、昼食と夕食の間の15時頃が理想的です。
この時間帯に適量を食べることで、夕食までの空腹感を和らげ、夕食での食べ過ぎを防ぐことができます。
おやつとして食べる場合は、7~10粒程度(約150kcal)を目安にしましょう。
この量であれば、1日のカロリーバランスを崩すことなく栄養補給ができます。

また、食事の30分ほど前に数粒食べる方法も効果的です。
マカダミアナッツに含まれる良質な脂質とタンパク質・食物繊維が、満腹中枢を刺激してくれます。
その結果、食事の際に自然と食べる量が減り、食べ過ぎを防止できます。
特に、ダイエット中の方やつい食べ過ぎてしまう傾向がある方には、この食べ方がおすすめです。

自分のライフスタイルに合わせて、最適なタイミングを見つけましょう。

タイプ別おすすめマカダミアナッツの選び方

殻付きマカダミアナッツと殻割機

マカダミアナッツには、さまざまなタイプがあります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った商品を選びましょう。

生マカダミアナッツ

生のマカダミアナッツは、加熱処理をしていないナッツです。
殻を割ったままの状態、または殻付きで販売されています。

生マカダミアナッツの最大の魅力は、酸化していない新鮮な状態で食べられることです。
ローフード(生の食材を中心とした食事法)を実践している方にも人気があります。
また加熱していないため、熱に弱い一部の栄養素も損なわれずに摂取できます。

生のものであれば、自分好みにローストして食べることもできます。
フライパンを使い弱火で乾煎りすれば、煎りたての香ばしい風味も楽しめるでしょう。

ただし、生マカダミアナッツは賞味期限が短めな点に注意が必要です。
無添加のものは3~5ヶ月程度と短いことも多いため、購入時にはパッケージの表示を確認しましょう。

素焼きマカダミアナッツ

素焼きマカダミアナッツは、油や塩を使わずに焙煎したナッツです。
マカダミアナッツの自然な甘さや香りを味わえる、最もベーシックなタイプです。
美容や健康を目的とする場合は、この素焼きタイプがおすすめです。
余計な塩分や油分が加わっていないため、栄養素を効率よく摂取できます。

また、素焼きマカダミアナッツは汎用性が高い点も魅力です。
そのまま食べるのはもちろん、砕いてサラダやヨーグルトにトッピングしたり、お菓子やパンに混ぜ込んだりと、さまざまな料理にアレンジできます。

購入時には、「無添加」や「素焼き」などの表示があるものを選びましょう。

殻付きマカダミアナッツ

殻付きマカダミアナッツは、世界一固いとも言われる殻がそのままついた状態で販売されています。
専用の殻割機を使って割る必要がありますが、その手間を上回る魅力があります。

殻付きの最大のメリットは、鮮度が抜群であることです。
殻が天然の保護層となっているため酸化しにくく、新鮮な状態を長く保てます。

また、殻を割る楽しみも味わえます。
専用のクラッカーに挟んで力を入れ、真っ二つに割れる瞬間は、ちょっとした達成感も楽しめます。
割りたての実は抜群の美味しさで、一度食べたら病みつきという人も少なくありません。
ローフードとしてもおすすめでき、自分好みに煎って食べることもできます。

ただし殻割機が必須なため、別途購入する必要があります。

塩味マカダミアナッツ

塩味のついたマカダミアナッツは、おつまみとして販売されているマカダミアナッツの定番です。
ローストしたナッツに程よく塩味が付けられており、お酒のお供にも最適です。
マカダミアナッツの自然な甘みと塩味の絶妙なバランスが魅力で、ついあとを引く美味しさがあります。
さまざまなお酒との相性が良く、お酒を楽しむシーンにぴったりです。
美味しくて食べ過ぎてしまいがちなので、あらかじめ小皿に取り分けて食べるなど工夫しましょう。

ただし、塩味が付いているぶん、塩分の摂りすぎには注意が必要です。
選ぶ際には塩気が強すぎず、ナッツ本来の甘みや香りを損なわないものを探すと良いでしょう。

フレーバー系(はちみつ・ガーリック・チーズなど)

フレーバー付きのマカダミアナッツは、さまざまな味付けがされた商品です。
はちみつ・ガーリック・チーズ・キャラメルなどバリエーションが豊富で、飽きずに楽しめるのが魅力です。

ガーリックフレーバーがついたマカダミアナッツは、お酒のおつまみとして人気の高い商品です。
香りと食感でついポリポリと食べてしまいがちですが、食べ過ぎには注意が必要です。
またチーズとマカダミアナッツも相性がよく、どちらも濃厚な風味が楽しめるため人気があります。
お酒のおつまみやおやつとして、年齢を問わず楽しめるでしょう。

はちみつ味は、マカダミアナッツの自然な甘みにはちみつの優しい甘さが加わり、デザート感覚で楽しめます。
またキャラメルのフレーバーがついたものは、ほろ苦さと甘みがマッチし食べごたえも感じられる一品です。
そのため、紅茶やコーヒーのお供としても最適です。

マカダミアナッツの摂取量と注意点

マカダミアナッツは栄養価が高い一方で、食べ過ぎによるデメリットもあります。
健康的に楽しむためにも、あらかじめ注意点を理解しておきましょう。

食べすぎによるデメリット

カロリーと脂質の過剰摂取

マカダミアナッツは、100gあたり約720~751kcalとカロリーが高めです。
脂質も100gあたり約76.7gと、全体の約4分の3を占めています。
たとえ良質な不飽和脂肪酸であっても、摂りすぎると肥満の原因につながります。

さらに脂質の摂りすぎは、肝臓に負担をかけることもあります。
肝臓への負担が重なると疲れを感じやすくなってしまうため、適量を守ることが大切です。

消化器系への影響

マカダミアナッツには食物繊維が豊富に含まれていますが、食べ過ぎると逆に消化不良を引き起こす可能性があります。
特に、普段あまり食物繊維を摂っていない方が急に食べることで、お腹が張ったり下痢を起こしたりすることがあります。

栄養バランスの偏り

「体に良いから」とマカダミアナッツばかりを食べていると、他の重要な栄養素が不足してしまう可能性があります。
バランスの良い食事の中に、適量のマカダミアナッツを取り入れることが大切です。
一日の目安量である20~30g(7~15粒程度)を超えないように注意しましょう。

酸化を防ぐための保存方法

マカダミアナッツは脂質が多く含まれるため、保存方法を誤ると酸化してしまい、風味が落ちたり健康効果が減少したりします。
正しい保存方法を実践して、美味しく安全に楽しみましょう。

開封前の保存方法

未開封のマカダミアナッツは、直射日光・高温多湿を避けて常温保存するのが基本です。
密閉容器に入れた状態で、冷暗所に保管しましょう。
冷蔵庫に入れれば約6ヵ月、冷凍庫では約12か月保存できます。

開封後の保存方法

一度開封したら、酸化を防ぐための対策が必要です。
以下のポイントを押さえ、新鮮な状態を保つようにしましょう。

・密閉容器に移し替える

開封後は、ジッパー付き保存袋や密閉度の高い瓶などに移し替えましょう。
袋の場合は、なるべく空気を抜いてから密閉します。
密閉度が高いほど酸化を防げます。

・冷蔵庫または冷凍庫で保存

開封後は、冷蔵庫または冷凍庫での保存が最適です。
光と熱を避けることで、酸化を遅らせることができます。
マカダミアナッツに含まれるビタミンの多くは光と熱に弱いため、冷暗所での保管が栄養素の減少を防ぐことにもつながります。
特に気温が高い時期は、野菜室や冷蔵庫で保存すると安心です。

・早めに食べきる

開封後は、なるべく早めに食べきりましょう。
目安としては、1週間から2ヶ月以内に食べきるのが理想的です。
特に生のものや素焼きマカダミアナッツは賞味期限が短めなので、注意が必要です。

酸化したナッツの見分け方

以下のような状態になっていたら、酸化している可能性があります。

・触るとベタつく
・油が酸化したようなにおいがする
・すっぱいにおいがする
・苦味やえぐみを感じる
・味や香りに明らかな違和感がある

このような状態のナッツを食べると、体調を崩す可能性があります。
食べるのをただちにやめ、もったいないですが処分しましょう。

湿気対策も重要

ナッツは湿気を吸収すると、カビが発生する恐れがあります。
密閉容器に入れるだけでなく、乾燥剤を一緒に入れておくとより安心です。
正しい保存方法を実践することで、マカダミアナッツの美味しさと栄養を最後まで楽しめます。

また冷蔵庫や冷凍庫から出したものは結露で湿気を帯びてしまうため、食べるぶんだけ出すか使い切るようにしましょう。

まとめ

マカダミアナッツは「ナッツの王様」と呼ばれるにふさわしい、栄養価の高い食品です。

特にオレイン酸やパルミトレイン酸といった良質な不飽和脂肪酸を豊富に含み、悪玉コレステロールを減らして血管を強化し、生活習慣病の予防に役立つ効果が期待できるのは、大きな魅力のひとつです。
また、食物繊維やミネラル・ビタミンEも豊富で、便秘改善や貧血予防・美肌づくりなど幅広い健康効果が期待できます。
他のナッツに比べ脂質は多めですが、その約8割が体に良い脂質で構成され、特にマカダミアナッツ特有のパルミトレイン酸は糖尿病予防や美肌効果にも優れています。

食べ方としては、1日20~30g程度を目安に、午後のおやつや食前に摂ると満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止につながります。

カロリーや脂質が高めのため食べ過ぎには注意し、開封後は密閉容器で冷蔵保存して酸化を防ぐことも大切です。

健康的で美しい体づくりをサポートしてくれるマカダミアナッツを、毎日の習慣としてぜひ取り入れてみてください。

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