栄養いっぱいでヘルシーな大豆製品。美容や健康のため、毎日の食事に取り入れる方も増えてきていますね。
今回は、豆乳や豆腐をおうちで簡単に作ることができる「大豆まるごと豆乳粉」を使って、自家製豆腐を作ってみました。自分の手で一からつくるお豆腐は、市販の物とは一味違ったおいしさがありましたよ。ぜひ一度挑戦してみてくださいね!
材料
・大豆まるごと豆乳粉 100g
・水 670ml
・にがり 35ml(濃度によって量を調節)
<準備するもの>
・こし布
・こし器(目の細かいザルでも○、なければこし布で代用可)
・豆腐を成形する型箱(豆腐作り器がなければ、升やタッパーで代用可)
・調理用温度計(あれば。にがり投入のタイミングがわかりやすくなる)
作り方
材料を揃えたら、さっそく調理開始!
(1)豆乳粉と水を混ぜ合わせる
まずはダマがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせていきます。今回は泡立て器を使いましたが、ミキサーを使うともっと楽に混ぜることができそうです。
(2)こし布やこし器を使ってこす
なめらかな食感の豆腐にするため、1をこしていきます。
(この工程がないと、粉っぽい食感になってしまうのでとっても大切!)
今回はこし器の代わりに目の細かい布巾を使ってみましたが、こし器を使った方がよりなめらかな豆腐に仕上がるかも。
軽く手で絞ると素早くこすことができました
(3)鍋に移し、火にかける
2を鍋に移して、強火にかけます。底が焦げ付かないよう静かに混ぜながら、沸騰したらトロ火に変え、泡を取りながらさらに10分ほど加熱。これであっという間に豆乳の完成です!
この豆乳はもちろんそのまま飲んでもOK! できたての豆乳は、豆の風味がしっかりとしてとても美味しいですよ。お料理やお菓子作りなどにも幅広くお使いいただけます。
(4)豆乳に「にがり」を加える
いよいよ本格的な豆腐づくりがスタート。70〜75℃になった豆乳ににがりを入れ、固めていきます。
※調理用温度計がない場合は、豆乳から出る湯気の量が少なくなってきたら、にがりを入れる頃合いです。
(5)かるく混ぜて、固まるのを待つ
木べらで十字を描くようにして4〜5回混ぜ、蓋をして固まるまで待ちます。混ぜすぎると固い豆腐になってしまうので、やさしく混ぜるのがポイント! 10分ほど置くと、豆乳が分離してきます。
※もしこの時点で何も変化がなければ、にがりを追加して調節してみてください。
20〜30分置くと、トロッとなめらかなおぼろ豆腐が楽しめます。今回はしっかりとした豆腐を作りたいので、型に入れて押し固めていきます。
(6)型箱に流し込む
型箱にこし布を敷き、とろっと固まってきた5を流し入れます。(※こし布は必ず敷いてください)豆腐からかなり水分が出るので、型箱の下には受け皿を用意しましょう。
今回は豆腐作り器の代わりに、升とバットで代用しました。
(7)重しを乗せ、好みの硬さになるまで15〜30分ほど置く
重しをしてしばらく待ちます。今回は水を入れたコップで代用しました。好みの硬さになるよう、重さを調節すると良さそうです。
あとは出来上がりを待つだけ! 無事に豆腐ができるのか、どんな味になるのか、ドキドキ楽しみな時間です。
(8)ついに、豆腐が完成!
さぁ、自家製豆腐の完成です!
大豆の風味をしっかり感じる、素朴でやさしい豆腐ができました。ふわっとした、絹とも木綿とも違う食感が楽しめます。
お皿に盛り付け、醤油と薬味を合わせていただきます。
今回はかために仕上げましたが、5を鍋の中でそのまま固めれば、とろっと食感のおぼろ豆腐も作ることができます。加熱時間やにがりの量、こし方次第でも、もっとつるんとなめらかな豆腐に仕上げることもできるかもしれません。
お好みで調節して、あなたオリジナルのお豆腐を作ってみてくださいね!