2月は節分ですね。
今年はおうちで、「鬼退治」しませんか?
鬼と言えば、昨年から大ヒット映画となっている「鬼滅の刃」で、より一層、子供から大人まで鬼への意識が高まっているのではないでしょうか (笑)
2月の行事「節分」でも登場する”鬼”。
節分は、「鬼は外~、福は内~」と声を出しながら豆を投げて、鬼(邪気)を払い、一年の無病息災を願う伝統行事です。
今年は2月3日ではなく「2月2日」。
「節分」は季節の分かれ目という意味があり、立春の前日が「節分」となります。
今年がなぜ2月2日なのかというと、今年は地球が太陽の周りを回る公転周期のズレが影響して、立春が2月3日になるためです。
2月2日が「節分」なのは、なんと124年ぶりという珍しさ。
ある意味、すでに奇跡的な日。昨年から続く困難に立ち向かい、大きく飛躍する年にしたいですね。
地方よってさまざまな風習がありますが、一般的な豆まきをご紹介いたします。
1.時間は夜。
鬼は夜に訪れると考えられているため、夜に豆まきをします。
2.奥の部屋からまいていく。
窓やドアの外に向かって「鬼は外」と言いながらまいていきます。まいたらすぐ窓やドアを閉めて、鬼が戻らないようにし、室内に向かって「福は内」とまきます。玄関を最後に。
3.年齢の数だけ豆を食べる。
自分の年齢と同じだけ「豆」を食べましょう。新年を迎えるため(または数え年で数えるため)、「年齢+1」とも言われます。
邪気払いに効果があるとされているのは煎った大豆。
節分では「福豆」と呼ばれます。
元々、豆には「生命力と魔よけの呪力がある」と考えられており、これを煎る事で「魔の目を射る」とか「魔を滅する」という意味があると伝えられています。
実は栄養の宝庫でもある「大豆」。
畑の肉と呼ばれ、世界の5大健康食品にも選ばれている大豆は、たんぱく質をはじめとする三大栄養素はもちろん、食物繊維やカルシウム、ビタミンEなどの栄養が豊富に含まれています。なかでも大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをしているので、女性に嬉しい美容や健康を手助けしてくれます。
いろいろな意味でパワーのある「豆」。
鬼に投げるだけではもったいない。ぜひ食べて欲しい健康食品です。
食べきれなかった場合は、熱いお湯を注いで「福茶」にして飲めば、食べたのと同じ効能なのだとか。豆を香ばしく炒り直し、塩昆布や梅干しを入れて塩味を利かせると美味しく仕上がりますよ。
実は、鬼は悪者ではなく〝魔を払うもの〟であった。という説もあります。
今年は124年ぶりの特別な日。
邪気を払ったあとは、鬼も一緒に、生命力豊かな「豆」を食べてもらうのはどうでしょうか。
2021年、鬼さえも味方につけて、福を呼び込みましょう。
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