3月に入り、肌に当たる風の感触もずいぶん柔らかくなりましたね。分厚いニットやコートを脱いで、軽やかなファッションを楽しみはじめた方も多いでしょう。
しかし、まだまだ朝晩は気温が下がり、日陰や室内では冷えが気になることも。体温調節しやすい服装はもちろんですが、普段の食べ物でも体を冷やさないようにしたいものです。
さて、あったか食材の代表格といえば、そう、生姜です。
生姜には健康に役立つ成分がさまざま含まれていますが、特に有名なのは辛味や香り成分でもある「ジンゲロール」と「ショウガオール」でしょう。
ジンゲロールは“生”の生姜に多く含まれる成分で、一方ショウガオールは、生姜を加熱・乾燥させることでジンゲロールが化学変化してできる成分です。特にぽかぽか成分として役立つのはショウガオール。体の芯から巡りをサポートし、健康に役立つと言われています。
生姜はスーパーで気軽に手に入る食材ですが、ぽかぽか成分をしっかり取り入れたかったら、加熱処理をして召し上がるのがオススメ。冬には生姜湯や生姜鍋などのあったかい生姜メニューが好まれますが、実はとっても理にかなっているものだったんですね。
ただし、ショウガオールは加熱時間が長いほど増え、冷めるとまた減ってしまうので、できれば1〜3時間ほどじっくり煮込み調理をして、それをあたたかいうちに口にするのが理想です。
また、冷やさずに乾燥させるとショウガオールをキープできると言われていますので、じっくり煮込んだ生姜をオーブンなどで加熱して乾燥生姜をつくるのも良いですね。
でも……
普通の家庭の毎日の料理で、毎回数時間煮込んだり、いちいち乾燥生姜を作ったりするのは、時間も手間もかかって大変です。“生”の生姜でさえ、洗って皮を剥いたり、細かく切ったり摺ったりするのが面倒なときがあるのに……。
たまの楽しみならいいのですが、日常的に生姜の健康パワーを取り入れたい! というなら、もう少し手軽に楽しめると嬉しいですよね。
そこで便利なのが、市販の生姜パウダーです。
これがあれば、包丁も、すり鉢も、加熱処理も不要。加熱・乾燥させた生姜を粉末にしたものなので、飲み物にも料理の仕上げにも、好きなようにぱぱっと使えるというスグレモノ。
もちろん、タマチャンショップにもあります。
その名も、「みらいのしょうが」。
宮崎・鹿児島産の「黄金生姜」を100%使用。
黄金生姜は、生姜の中でも特に辛味や風味が強くなるように改良された品種。その生姜を加熱・乾燥させて、まるごと粉末にしました。
一部は、黄金生姜をさらに熟成・発酵させて「熟成黒生姜」と言われる状態にしたものをプラス。これによって、普通の生姜を超えた辛味と風味、栄養価の生姜パウダーができたのです。
なんと1袋(70g)を作るのに、黄金生姜1kg相当を使用しているというから驚き。生姜の成分がぎゅっと詰まっているから、少量でも辛味・風味・栄養はバツグン!
「みらいのしょうが」と“生”の生姜と比較すると、ジンゲロールは5倍、ショウガオールは50倍にもなるんです。
なのでこのパウダー、少量でもピリ! っと辛いので、料理や飲み物に使うときは量にご注意を。まずは耳かき一杯分くらいから、味を見ながらお試しくださいね。
さっとひとさじ加えるだけで、いつもの料理や飲み物がピリッと大変身するので、いろんな楽しみ方ができますよ。
はちみつやシロップと混ぜ合わせて、ジンジャーシロップにしたり……
それを使って、生姜紅茶やはちみつ生姜湯にしたり。
おやすみ前は、温めた牛乳と混ぜて、ジンジャーミルクもいいですね。
飲み物だけでなく、料理にも。
スープや味噌汁、お鍋にもどんどん入れて。
汁物はもちろん、炒め物にも使えます。とっても便利!
オリジナルレシピで、パエリアにも活用したことも。(→レシピはこちら)
いつでもどんなメニューでも、おいしく生姜パワーを補給できます。今まで“生”の生姜を使いこなせずにいた方も、「みらいのしょうが」を1袋持っておくだけで、きっと新しい生姜ライフを楽しむことができるはず。
おいしく楽しみながら生姜パワーをどんどん取り入れて、内側からぽかぽか健康に。どうぞ、この春も元気にお過ごしください!