今でこそさまざまな健康食品や旬のおいしいものをお届けしているタマチャンショップですが、そのはじまりは原木栽培を手がける小さな椎茸農家。
手間暇はかかるけれど、うまみや香り、歯ごたえはもちろん、栄養価にもすぐれた原木栽培椎茸の魅力を改めてお伝えしたい! ということで、「干し椎茸」を使った作り置きとそのアレンジレシピ第二弾をご紹介。
出汁や煮物だけじゃない椎茸のおいしい楽しみ方、ぜひお試しくださいね。上手な戻し方の動画リンクもご参考に!
【作り置きレシピその2】椎茸そぼろ
刻んだ椎茸をひき肉とともに炒める「椎茸そぼろ」は、白いごはんがどんどん進むおいしさ。お弁当にも便利な常備菜です。うまみと食感を楽しめるように、椎茸はあえて粗めのみじん切りにするのがコツ。少々形の悪い干し椎茸はこうした刻む料理におすすめです。水っぽくならないように煮詰めて、最後に煮汁をしっかりと含ませましょう。
【材料(作りやすい分量)】全量で883kcal
干し椎茸(家庭用)12個
豚ひき肉 250g
長ねぎ 1本
しょうが 15g
赤唐辛子(種を取る)小1本
A)干ししいたけの戻し汁 100ml
A)砂糖 大さじ1 1/2
A)しょうゆ 大さじ1
A)みそ 大さじ2
A)酒 大さじ2
ごま油 大さじ1
【作り方】
(1)干し椎茸はジッパー付きの袋などに入れ、ひたひたの水で5時間〜ひと晩戻す。(Tamachan知恵袋・椎茸の戻し方)。
ふっくらと戻ったら、石づきを除いて粗めのみじん切りにする
(2)長ねぎ、しょうがはみじん切りにする。小さめの容器に A)を合わせておく。
※軸は刻んでチャーハンやスープに入れてもOK!
(3)フライパンにごま油を熱し、長ねぎとしょうが、唐辛子を入れて炒める。香りが出てきたら、干し椎茸の粗みじんと豚ひき肉を入れて炒める。
(4)ひき肉の色が白っぽくなったら、合わせておいたAを加えて全体を混ぜ合わせ、煮汁が少なくなるまで中火で煮る。
※冷蔵庫で1週間ほど保存可能
【椎茸そぼろアレンジレシピ】じゃじゃ麺風椎茸そぼろ
椎茸そぼろを肉味噌代わりにしたヘルシーじゃじゃ麺。しっかり味の椎茸そぼろと一緒に野菜がたっぷり食べられて、暑い日のお昼にもぴったり。椎茸そぼろさえ作っておけば、あっという間にできてしまいます。
【材料(2人分)】1人分635kcal
椎茸そぼろ 適量(上記の約1/5量)
きゅうり 1/2本
ゴーヤ 中1/4本
トマト 中1個
うどん(乾麺)250g
白すりごま 適量
塩、ごま油 各少々
ラー油 適宜
【作り方】
(1)きゅうりとゴーヤは薄切りにし、塩をふって軽くもむ。しばらくおいてから水気を軽くしぼり、ごま油をまぶす。トマトは1cmの角切りにする。
(2)うどんは表記通りの時間茹で、冷水に取ってしめてから水気をしっかりと切る。
(3)鍋にかつお昆布だし汁と干し椎茸の戻し汁100ml、2を入れて中火にかけ、煮立ったらA)を加える。
(4)2を皿に盛り、椎茸そぼろと1の野菜をのせて、白すりごまをふる。好みでラー油をかけ、全体を混ぜながらいただく。
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出汁や煮物用のイメージが強い干し椎茸ですが、実はアイデア次第でさまざまに使えるすぐれものなんです。
椎茸そぼろはオムレツやコロッケに入れてもいいし、そのままレタスで包んで食べればちょっとしたおつまみに。出汁を加えて豆腐と煮込み、とろみをつければ麻婆豆腐にもなりますよ!
みなさんもぜひ、オリジナルのレシピをお試しください♪
レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈