デーツの副作用はある?食べ過ぎで起こるデメリットと正しい取り入れ方を解説
デーツは栄養価が高くて体によさそうなのに、「副作用はないの?」「食べすぎると体に悪い?」と気になっている方もいらっしゃるかもしれません。甘みが強くついつい食べすぎてしまいそうで、なかなか手が出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、デーツを食べて重篤な中毒症状が起こったという報告は特に見当たりません。ただし、食べすぎるとお腹の不調や糖質の摂りすぎにつながることがあるため、1日の目安量を守ることが大切です。デーツは適量を意識しながら取り入れることで、食物繊維・鉄・カリウムなど豊富な栄養素を手軽に補える食材です。
この記事では、デーツの副作用やデメリット、食べすぎで起こりやすい体の変化を中心に解説します。あわせて、デーツに含まれる栄養成分や期待できる特徴、安心して毎日の食習慣に取り入れるための食べ方まで順を追ってご紹介します。
デーツに副作用はある?

デーツはナツメヤシの果実を乾燥させた天然のドライフルーツで、中東や北アフリカでは紀元前から日常的に食べられてきた歴史ある食材です。基本的には多くの方が安心して取り入れられる食材ですが、食べすぎるとお腹の不調や糖質の摂りすぎにつながることがあります。また、体質や健康状態によっては注意が必要な場合もあります。
「副作用」として心配されている症状のほとんどは、適量を超えて食べたときに起こりやすいものです。まずは1日の目安量を守ることが、デーツを安心して楽しむための大切な一歩になるでしょう。
デーツに含まれる栄養成分と期待できる効果

デーツには、毎日の食習慣にそっと取り入れたくなる栄養素がたくさん詰まっています。ここでは、デーツに含まれる主な栄養素について解説します。
食物繊維
デーツには100gあたり約7gの食物繊維が含まれており、ドライフルーツのなかでも際立って豊富な食材のひとつです。
主成分は不溶性食物繊維で、胃や腸のなかで水分を吸収してふくらむ性質を持っています。腸を刺激して腸内環境を整えるはたらきがあるため、毎日の食習慣にデーツを加えることで、お腹の調子をサポートしてくれます。
ただし食べすぎると逆効果になる場合もあるため、水分と一緒に適量を守って取り入れることが大切です。
カリウム
デーツのカリウムは100gあたり約550〜720mgと非常に豊富で、バナナの約1.5倍ともされています。カリウムには体内の余分なナトリウム(塩分)の排出をサポートするはたらきがあり、塩分の摂りすぎが気になる方の食生活を支えてくれます。
またカリウムは汗とともに失われやすいミネラルでもあるため、日常的に体を動かす方や暑い時期の水分・ミネラル補給にもおすすめです。
天然の甘みがあるデーツなら、お菓子代わりの間食として少量取り入れるだけで、手軽にカリウムを補えるでしょう。
鉄・葉酸
デーツには鉄分や葉酸が含まれています。鉄分は赤血球のヘモグロビンの材料として全身に酸素を運ぶ役割を担っており、葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生成をサポートします。
これらが不足すると、疲れやめまいを感じたり、肌荒れにもつながったりします。特に女性にとっては、毎日の体調や美容を支えるうえで欠かせない栄養素といえます。
糖質
デーツの糖質は100gあたり約64gで、そのほとんどがブドウ糖と果糖で構成されています。ブドウ糖は体内ですばやくエネルギーに変わるため、朝の活動前や運動時のエネルギー補給にも向いています。
一方でGI値は約54と低GI食品に分類されており、同じ糖質量でも白砂糖や白米と比べて食後の血糖値が上がりにくい傾向があるとされています。甘いものが食べたいときにお菓子の代わりとして少量取り入れることで、天然由来の糖質をエネルギーとして活かしやすくなるでしょう。
ポリフェノール・ビタミンB群
デーツにはフラボノイドをはじめとするポリフェノールが含まれており、ドライフルーツのなかでもポリフェノール濃度が高い食材として知られています。
ポリフェノールは抗酸化作用を持つ成分として注目されており、毎日の健康維持を応援してくれます。またビタミンB群のうちナイアシンやパントテン酸も含まれており、糖質や脂質の代謝に必要なエネルギーの産生をサポートするはたらきがあります。
デーツの各栄養素の詳しい含有量やはたらきについては、こちらもあわせてご覧ください。
デーツを食べすぎると起こりやすい体の変化

どんなに栄養価の高い食材でも、食べすぎると体に思わぬ影響が出ることがあります。食べすぎた場合に起こりやすい体の変化を、ひとつずつ確認しておきましょう。
お腹が張る・下痢・便秘の悪化
デーツの食物繊維の約8割は不溶性食物繊維で、胃や腸のなかで水分を吸収してふくらむ性質があります。
適量であれば腸の働きを助けてくれますが、過剰に摂取するとお腹が張ったり、下痢や便秘が悪化したりすることがあります。特に普段から食物繊維の摂取量が少ない方が急にデーツをたくさん食べると、胃腸に負担がかかりやすくなる場合があります。水分を意識して多めに摂りながら、少量から取り入れていきましょう。
糖質・カロリー過多による体重増加
デーツは可食部100gあたり約266kcal、糖質は約64gと、ドライフルーツのなかでも糖質・カロリーが高めの食材です。1粒(約20g)あたりのカロリーは約50kcal、糖質は約13gとなっています。
濃厚な甘みで満足感があるため、ついつい食べすぎてしまいがちですが、過剰に摂取すると1日の総摂取カロリーが増え、結果として体重が増えやすくなります。食べる量はきちんと意識することが大切です。
血糖値が上がりやすくなる可能性
デーツはGI値が約54と低GI食品に分類されており、同じ量であれば白砂糖や白米より食後の血糖値が上がりにくい傾向があります。ただし、GI値が低くても食べる量が多ければ糖質の総摂取量が増えるため、血糖値が上がりやすくなることがあります。
血糖値が気になる方は特に、適切な摂取量を意識しましょう。
虫歯になりやすくなる
デーツは天然の糖分を多く含むため、口の中に残りやすく虫歯の原因になりやすい傾向があります。
ねっとりとした食感のため歯の表面や歯間に残りやすいという特徴もあります。デーツを食べたあとは水でうがいをするか、歯を磨くなどの口腔ケアを心がけるとよいでしょう。
デーツを取り入れる際の注意点

デーツは食べ方を少し意識するだけで、安心して栄養を活かしやすくなります。毎日の食習慣に取り入れるためのポイントをご紹介します。
1日の目安量は1〜3粒(20〜30g程度)
デーツの1日の目安量は、大きいもので1〜2粒、小さいもので2〜3粒程度です。重さで換算すると20〜30g程度が目安です。
一般的に間食の適量は1日あたり約200kcalとされており、デーツ1粒(約20g)あたりのカロリーは約50kcalのため、3〜4粒程度までが適量の範囲内といえます。
ただし他の食事とのバランスを考慮しながら、ご自身のペースで調整することが大切です。一度にたくさん食べるのではなく、少量を毎日継続して取り入れることを意識しましょう。
水分と一緒に摂る
デーツには不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、水分が不足するとお腹が張ったり便秘になりやすくなることがあります。デーツを食べる際は水やお茶などを意識して多めに摂ることで、食物繊維のはたらきをよりスムーズにサポートできます。
特にデーツを食べはじめたばかりの方は、水分を意識しながら少量から取り入れてみてください。
無添加のものを選ぶ
市販のデーツのなかには、保存性を高めるために亜硫酸塩などの添加物が使用されているものもあります。添加物は安全基準を満たす量しか含まれていませんが、毎日取り入れることを考えると無添加のものを選ぶのがおすすめです。
パッケージの原材料表示を確認して「デーツ(なつめやし)」のみが記載されているもの、またはオーガニック認証を受けた製品を選ぶと、より安心して食べ続けやすくなるでしょう。
おすすめなデーツの食べ方

デーツはそのまま食べるだけでなく、食べ合わせや食べるタイミングをほんの少し意識するだけで、栄養をより上手に活かしやすくなります。毎日続けやすい取り入れ方をご紹介します。
食べるタイミングは朝・昼がおすすめ
朝食や昼食のタイミングで取り入れると、摂取した糖質をその後の活動エネルギーとして消費しやすくなります。
一方、夜遅い時間帯は脂肪として蓄積されやすい時間帯のため、夕食後のおやつとして食べるのは控えめにするとよいでしょう。間食として取り入れる場合は、午前中から昼過ぎまでがおすすめです。
ナッツやヨーグルトと一緒に食べる
デーツは、ナッツやヨーグルトとの相性が抜群です。アーモンドやクルミなどのナッツ類にはビタミンEや良質な脂質が含まれており、デーツだけでは補いにくい栄養素を補完してくれます。またヨーグルトと組み合わせることで乳酸菌も一緒に摂れるため、腸内環境へのサポートをさらに後押ししてくれるでしょう。
デーツの濃厚な甘みがヨーグルトのさっぱりとした酸味とよく合い、砂糖を加えなくてもきっと満足感のある一品になります。忙しい朝の朝食や小腹が空いたときの間食として、気軽に試してみてください。
タマチャンショップのデーツ族バイキングがおすすめ

タマチャンショップでは、無添加にこだわったデーツを取り扱っています。品種の異なる5種類のデーツを少量ずつ楽しめるデーツ族バイキングもご用意しており、自分好みのデーツをきっと見つけやすい品ぞろえになっています。はじめてデーツを試してみたい方も、ぜひ商品ページをのぞいてみてください。
まとめ
デーツを食べて重篤な副作用が起こったという報告は特に見当たりませんが、食べすぎるとお腹の不調・糖質・カロリー過多による体重増加・血糖値への影響・虫歯リスクなどの体の変化が起こりやすくなる可能性があります。
一方で、適量を守って取り入れれば、食物繊維・カリウム・糖質・鉄・ポリフェノールなど豊富な栄養素を効率よく補える食材です。1日の目安量は1〜3粒(20〜30g程度)、食べるタイミングは朝・昼がおすすめです。
水分と一緒に摂りながら、無添加のものを選んで少量ずつ摂取することで、デーツを安心して楽しめます。ぜひ、毎日の食生活に取り入れてはいかがでしょうか。
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