家にこもりがちな梅雨。
ジメジメとした空気のせいで、気持ちまで憂鬱になりがちです。
そんな時こそ、気分転換に「しあわせ食づくり」! 雨音を聴きながら、おいしいスイーツを作ってみませんか?
今回はタマチャンショップの「ドライ白いちじく」を洋酒漬けにして、ちょっぴり大人なスイーツを2種類つくります。
ドライいちじくには、植物性エストロゲンや食物繊維、ミネラルなど女性に嬉しい栄養がたっぷり。楽しみながらキレイになれちゃう、一石二鳥のおいしいレシピです。
キルシュ漬けドライいちじく
〜アールグレイクリームチーズをのせて〜
はじめに紹介するのは、洋風のアレンジ。ドライいちじくをキルシュ(さくらんぼ果汁から作られるブランデー)に漬けて、アールグレイ茶葉を混ぜたクリームチーズと合わせていただきます。意外な組み合わせですが、後味さっぱりで梅雨の時期にはぴったり。お酒のおつまみにもオススメですよ。
【材料】(4個分)
ドライ白いちじく 4個
キルシュ 適量
クリームチーズ 30g
アールグレイ茶葉 小さじ1(ティーパックの中身)
ディル 適量
【下準備】
ビニール袋にドライ白いちじくを入れ、キルシュでひたひたにして2〜4日漬けます。
調理時には、キッチンペーパーなどで軽く水気を拭き取ります。
【作り方】
(1)常温に戻したクリームチーズにアールグレイ茶葉を入れ、よく混ぜます。
(2)キルシュ漬けにしたドライ白いちじくに1をのせ、ディルを飾ります。
※キルシュはラム酒やブランデー等、お好みの洋酒に変えていただいてもOK!
※ドライフルーツを漬けた後のお酒も、フルーティで美味しくいただけます。
プチプチ食感と自然な甘さが魅力!
ドライいちじく大福
次は、そのまま食べても美味しいドライいちじくを、大福にアレンジ! ドライいちじくは事前にラム酒に漬けることで、しっとり柔らかく、ちょっぴり大人のテイストに。プチプチした種の食感も良いアクセントになりますよ。
【材料】(4個分)
ドライ白いちじく 4個
白玉粉 50g
砂糖 25g
水 60cc
こしあん 120g(1個30g)
片栗粉 適量
ラム酒 適量(お好みで)
【下準備(お好みで)】
ビニール袋にドライ白いちじくを入れ、ラム酒でひたひたにして2〜4日漬けます。調理時には、キッチンペーパーなどでかるく水気を拭き取ります。
※お好みによって、この工程は省いてもOKです。
【作り方】
(1)こしあんを30gずつに分け、それぞれラップでくるんで丸ます。(こしあんをラップにくるんで丸め、一度ラップを開けてドライ白いちじくをのせ、ラップの中で包んでいくと手が汚れずにカンタンです)
(2)白玉粉に水を加え溶かし合わせ、砂糖を入れよく混ぜます。
(3)2を耐熱の器に入れ、ラップをかけて600wの電子レンジで1分45秒加熱したら、一度取り出してかき混ぜます。再度ラップをし、さらに1分15秒加熱します。
(4)3をかき混ぜて半透明になったら、片栗粉をふったまな板に取り出します。触れる程度に冷めたら4等分にして丸め、しっかりと片栗粉をまぶしておきます。
(5)4の生地のまんなかを厚めに円形に伸ばし、1を乗せて包み込むように丸めます。
※加熱時間はレンジの種類や多少の水加減で変わるので、のびが良く透明感のある生地を目指して調整してください(個数によっても加熱時間が変わります)
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。