美容ドリンクにプロテイン、季節の野菜や果物。
さまざまな健康食品や旬のおいしいものをお届けしているタマチャンショップですが、そのはじまりは原木栽培を手がける小さな椎茸農家だったことをご存知でしょうか?
手間暇はかかるけれど、うまみや香り、歯ごたえはもちろん、栄養価にもすぐれた椎茸が育つ原木栽培に魅せられて、50余年。いまも原木からの育成・栽培を行っています。
そんな椎茸の魅力を改めてお伝えしたい! ということで、今回はタマチャンショップの原点である「干し椎茸」を使ったレシピをご紹介。
まずは、作り置くと便利な「椎茸のうま煮」の作り方を、アレンジ術と一緒にお届けします。
上手な戻し方の動画リンクもご参考に♪
【作り置きレシピその1】干し椎茸のうま煮
煮物の具材として大活躍の干し椎茸ですが、単独で煮含めておくと、そのままおかずになる上にいろいろな料理に使えて重宝します。
濃いめの戻し汁で煮るとおいしいので、少なめの水で戻すのがコツ。小粒で肉厚の干し椎茸で作るのがおすすめです。
【材料(作りやすい分量)】全量214kcal
干し椎茸(小さめのどんこ)12個
かつお昆布だし汁 200ml
A)砂糖 大さじ2
A)みりん 大さじ1
A)しょうゆ 大さじ1 ½
【作り方】
(1)干し椎茸はボウル2つを使い、少なめの水に浸して5時間〜ひと晩置いておいて戻す(Tamachan知恵袋・椎茸の戻し方)。
(2)1の椎茸の水気を軽く絞り、軸を切り落とす。このとき根元を少し残しておくと、食感が良くなる。戻したあとの汁もとっておく。
※軸は刻んでチャーハンやスープに入れてもOK!
(3)鍋にかつお昆布だし汁と干し椎茸の戻し汁100ml、2を入れて中火にかけ、煮立ったらAを加える。
(4)煮立ったら弱火にし、煮汁が1/3くらいになるまで煮詰める。
※冷蔵庫で1週間ほど保存可能
【干し椎茸のうま煮アレンジレシピ】しいたま丼
干し椎茸のうま煮は、玉ねぎと一緒に煮て卵とじにしてもおいしいんです。肉厚でぷりっと歯ごたえがあるから、肉を使わなくても大満足の一品に。あつあつのごはんに乗せて、丼にしてどうぞ。
【材料(2人分)】1人分495kcal
干し椎茸のうま煮(半分に切る)8個
玉ねぎ 中1/6個(30g)
卵 3個
三つ葉(ざく切り)適量
A)かつお昆布だし汁 200ml
A)酒 大さじ1
A)砂糖 小さじ2
A)塩 小さじ1
A)薄口しょうゆ 小さじ2
ごはん 適量
【作り方】
(1)玉ねぎは薄切りにする。卵はボウルに割り入れ、粗く溶きほぐす。
(2)小さめのフライパンに玉ねぎとAを加えて中火で煮る。玉ねぎが透き通ってきたら、うま煮を加えて煮立たせる。
(3)鍋にかつお昆布だし汁と干し椎茸の戻し汁100ml、2を入れて中火にかけ、煮立ったらA)を加える。
(4)3に溶き卵の半量を加え、卵が固まってふつふつとしてきたら残りの溶き卵を回し入れ、1~2分してから火を止める。器に盛ったごはんにのせ、三つ葉を添える。
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出汁や煮物用のイメージが強い干し椎茸ですが、実はアイデア次第でさまざまに使えるすぐれものなんです。
干し椎茸のうま煮は他にも、薄切りにして混ぜ寿司に加えたり、炊き込みご飯、春巻きやスープの具にもおすすめです。
ぜひ、みなさんもオリジナルのレシピをお試しください♪
レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈