タマチャンショップの出発点は、小さな小さな椎茸農家。
手間暇はかかるけれど、うまみや香り、歯ごたえはもちろん、栄養価にもすぐれた原木栽培椎茸を、50年以上にわたって手がけています。
その原点である干し椎茸の魅力を改めてお伝えしたい! ということで、「干し椎茸」を使ったとっておきのレシピをご紹介。今回はシンプルにして力強い、椎茸のステーキです。
出汁や煮物だけじゃない椎茸のおいしい楽しみ方、ぜひお試しくださいね。上手な戻し方の動画もご参考に!
干し椎茸のステーキ
干し椎茸のおいしさをダイレクトに味わえる一品。戻した干し椎茸に粉をはたいてから焼くので、外はサクッとしつつ、中はじゅわっとうまみたっぷり。食べごたえのある一品になります。バルサミコは小鍋で少し煮詰めたものがおすすめですが、焼いたあとのフライパンで熱してからステーキにかけても。
【材料/2人分】1人分206kcal
干し椎茸(大、厚めのもの)8個
小麦粉・片栗粉 各大さじ1
にんにく(薄切り)1片
パセリ(みじん切り)適量
塩 少々
粗びきこしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
A)バター 20g
A)干し椎茸の戻し汁 大さじ1
バルサミコ酢(少し煮詰めたもの)適量
【作り方】
(1)干し椎茸はジッパー付き袋などに入れてひたひたに水を注ぎ、5時間〜ひと晩おいて戻す。(Tamachan知恵袋・椎茸の戻し方)。
(2)1の干し椎茸の軸を切り落とし、水気を軽く絞る。
※軸と戻した汁は、スープなどに活用するのがおすすめ。
(3)小麦粉と片栗粉をバットなどに入れて混ぜ、2の干し椎茸にまんべんなくまぶす。
(4)フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて中火で熱し、にんにくに焼き色が付いたら一度取り出す。
(5)同じフライパンに3を並べ、両面をこんがりとするまで焼いて、塩をふる。Aを加え、全体に絡める。
(6)皿に5を盛ってにんにくとパセリを散らし、粗びきこしょうを振る。バルサミコソースをかける。
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出汁や煮物用のイメージが強い干し椎茸ですが、実はアイデア次第でさまざまに使えるすぐれものなんです。今回のステーキも、パン粉を付けて揚げるとまた違ったおいしさが楽しめるんですよ。
みなさんもぜひ、オリジナルのレシピをお試しください♪
レシピ考案・料理製作/フードコーディネーター 倉持若奈