夏野菜がおいしい季節になりましたね。トマト、ナス、ズッキーニなど、色とりどりの夏野菜は、食感も栄養もさまざま。今回は、そんな夏野菜をたくさん食べられる、さっぱり焼き浸しレシピをご紹介します。
ポイントは、野菜の味を引き立てる「お出汁」を入れること。タマチャンショップの国産原料100%粉末だし「まるごとだし粉」を使えば、面倒なお出汁をとる作業もなし! サッとひとさじで簡単に本格的な味に仕上がります。
噛めば噛むほど、野菜の旨みがじわっと溢れる焼き浸し。さわやかなレモンの香りが暑い日でも食欲をそそります。ぎゅっと旨みと栄養がつまったレシピで、夏もおいしく過ごしてくださいね。
材料(3〜4人前)

まるごとだし粉 野菜だし 小さじ4(12g)
水 600ml
みりん 30ml
醤油 5ml
塩 ひとつまみ
生姜 1片
レモン 3切れ
野菜・肉 お好みで
|ズッキーニ
|ミディトマト(ミニトマト)
|オクラ
|エリンギ
|鶏むね肉
今回は、「野菜だし」を使いましたが、「魚介だし」「鶏だし」でも美味しく作れます。魚介だしや鶏だしで作る場合は、レモン3切れを梅干し2個にすると◎ お好みに合わせて、お使いください。
作り方
【下準備】
・ミディトマト(ミニトマト)は、爪楊枝で3~5箇所程度さしておく
・肉や魚は薄く塩(分量外)で下味をつけ、片栗粉をまぶしておく
(1)水を沸騰させ、みりん・醤油・塩を入れる。再び沸騰したら火を止める
(2)1にだし粉を入れ、泡立て器などでしっかりと混ぜ、耐熱容器に移す
(3)お好みの野菜や肉、魚などを焼く
※使用するお出汁に合わせて油を変えると、さらにおいしく仕上がります。(野菜だし→オリーブオイル、鶏だし→ごま油、魚介だし→米油・サラダ油など)
(4)2の浸し汁に3と生姜・レモンを入れ、半日~1日程度置いて、できあがり!

浸し汁は、食材の味もにじみ出ているので、余ったら煮物などにも活用していただけます。水分で薄くなっている場合は、浸し汁がなくなるまで煮込んでください。
暑い夏こそ、栄養いっぱいのレシピをお楽しみください♪

レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。