段々と日差しが強まり、すでに夏本番のような暑さを感じる日が増えました。暑い時期に汗をかきながら食べたくなるものと言えば……そう、辛いものですね! 今回はキムチとコチュジャンの辛さが効いた「韓国風おじや」のレシピをお伝えします。
前回ご紹介した「まるごとだし粉」を使えば、お鍋の締めのような鶏だしの旨味たっぷりのおじやをサッと簡単に作れます。コチュジャンの本格的な辛さに、大根ともやしのシャキシャキ食感が食欲をそそる一品です。
「三十雑穀」を混ぜ込んだごはんは、できたて熱々はもちろん、冷めてもおいしくいただけますよ。食欲がわかない日でもペロリと食べられるので、ぜひ気軽に作ってみてください。
材料(1人前)
まるごとだし粉 鶏だし 大さじ1/2~小さじ2
水 200ml
大根 30g
もやし 適量
キムチ 適量
糸唐辛子 適量
コチュジャン 適量
雑穀ごはん 100g(三十雑穀を使用)
今回は「鶏だし」を使いましたが、「魚介だし」でも違った風味でおいしく作れます。お好みに合わせて、お使いください。
作り方
【下準備】
・白米にお好みの三十雑穀を混ぜて炊いておく
・大根は5mm角、もやしは1cm程度にそれぞれカットしておく
(1)鍋に水と大根を入れ火にかける。温まってきたらまるごとだし粉を入れて、大根が柔らかくなるまで煮る
(2)雑穀ごはんを入れ、好みの柔らかさになるまで煮る
(3)もやしを入れ、火が通ったらお皿に盛り、キムチ・コチュジャン・糸唐辛子をお好みでのせて完成!
辛いものが苦手な方は、コチュジャンの量を加減してください。今回は韓国風にしましたが、お好みの漬け物や薬味をのせて、さまざまにアレンジしてもOK!
暑い季節も、栄養たっぷりの食事で乗り切っていきましょう!
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。