師走は何かと忙しく、ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎが続いている方も多いのではないでしょうか。ちょっと胃腸が疲れたなというときは、やさしい食事でおなかを休ませたいものです。
そこで今回は食べ過ぎた次の日にぴったりの、やさしく温かい茶碗蒸しレシピをご紹介します。
鰹節と昆布の合わせ出汁に、隠し味としてタマチャンショップの「しいたけ粉末」をプラス。香りと旨味たっぷりに仕上げました。
茶碗蒸しの具材としては少し珍しいアボカドや蓮根ですが、食感のアクセントにもなり、食物繊維たっぷりでおなかのおそうじにももってこい。
ぷるんっとおいしい茶碗蒸しで、疲れたおなかを労ってあげましょう。
材料(2人前)
●出汁
水 200ml
鰹節 3g
昆布 3g
しいたけ粉末 小さじ2
●卵液
卵 M玉1個(52g)
出汁(上記の出汁を使う) 150ml
酒 大さじ1/2
塩 小さじ1/2
みりん 大さじ1
醤油 小さじ1/4弱
●具材
鶏ミンチ 40g
蓮根(すりおろす) 20g
塩 適量
アボカド 半個
カイワレ 適量
下準備:出汁の取り方
(1)昆布は水に一晩つけておく
(2)1を火にかけ、鍋肌にぷつぷつと泡が立つ状態で4分煮る(沸騰させない)
(3)2に鰹節を入れ、3分煮る(沸騰させない)
(4)火を止め5分程度置いておく
(5)ボウル等にしいたけ粉末を入れ、4を濾しながら注ぐ
茶碗蒸しの作り方
(1)卵液の材料を混ぜる。出汁は下準備でつくったものから150mlを使う。泡立てないようしっかりと混ぜ、粗めのザルで濾す
(2)鶏ミンチにすりおろした蓮根を混ぜ、塩で下味をつける
(3)2を団子にし、盛り付け器の底に置く
(4)アボカドを半分に切り、スライスして3の上に盛り付けたら、周りからゆっくりと卵液を注ぐ
(5)4にアルミホイルで蓋をして、湯気の出た蒸し器に入れる。強火で3分のち、弱火で10分ほど蒸す。ぷるんっと弾力がでて全体に火が通ればOK
(6)アボカドに添えるようにカイワレを盛り付けたら完成
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。