暑い日が続き、冷たいものが美味しい季節になってきました。冷房のききすぎた部屋にいることが多くなり、夏なのに寒さを感じてしまうなんてことありませんか? 夏場でも体を温めることは大切です。ぽかぽかの薬膳スープで体を温めましょう。
今回は夏にぴったり「薬膳にゅうめんスープ」のレシピをご紹介。
「三十雑穀薬膳スープ」を使えば、本格的な薬膳鍋のような味わいを簡単に再現できますよ。さらに、たっぷりのせた生姜やみょうがなどの薬味がアクセントになり、美味しさをプラスしてくれます。
やさしい味なので、食欲がない日のメニューとしてもおすすめです。
ヘルシーな食事で、一緒に夏を乗り越えましょうね。
材料(1人前)
三十雑穀薬膳スープ 大さじ1
素麺(こんにゃく麺など) 1束
水 180ml
めんつゆ 小さじ1/2
豚こま切れ肉 50g
生姜・みょうが・ネギ 適量
作り方
【下準備】
生姜・みょうがを千切りに、ネギを小口切りにする
素麺は茹でておく(こんにゃく麺は洗っておく)
(1)鍋に水を入れ、沸かす。鍋肌に気泡ができ沸騰してきたら、豚こま切れ肉を入れ、茹でる

(2)豚肉をしっかり加熱させたら取り出す。残り汁を沸騰させ、出てきた灰汁を取り除く

(3)2に三十雑穀薬膳スープとめんつゆを入れ、茹でた素麺(または、洗ったこんにゃく麺)を入れて温める

(4)器に盛り、豚肉・生姜・みょうが・ネギをのせたら完成


レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。